2013年7月に発売された童話集『おやすみまえの ちいさなちいさなお話90 考える力を育むお話』が、持ち運びにピッタリなポケットサイズになって登場です!
日本の童話、世界の童話、伝記の中から、「考える力を育む」ことをテーマに、好奇心あふれる“ぼうけん”のお話、興味をそそる“ふしぎ”なお話、新しいことがらや発想を楽しむ“はっけん”のお話、豊かな“ちえ”のお話、人との交流につながる“ぜんあく”のお話を厳選。子ども自身の学ぶ本能を発揮できる、お話が90作掲載されています。
冒頭の解説では、監修の白百合女子大学教授・田島信元さんが子どもに読み聞かせを行うことについて「読み聞かせの体験は、子どもの中で『自分で自分に読み聞かせる』体験として受け継がれ、読書(一人読み聞かせ)活動へとつながります。(中略)たっぷりと読み聞かせの経験をしておくことが、子ども自身による読書からの豊かな発想・思考力を導き出すのですから、こんなに安上がりで、子どものあらゆる成長分野に効果のある子育てはありません。」と読み聞かせを提唱しています。
どのお話も2ページから4ページと短いので、長いお話だと退屈してしまうお子さんにもピッタリ。しかも全ページに挿絵が入っているので、目と耳、両方からお話を楽しむこともできます。フリガナもふってあるので、ひとり読みをはじめたお子さんにもオススメの作品集です。
(木村春子 絵本ナビ編集部)
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