新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

おはなしのたからばこワイド愛蔵版(26) 熊ちゃん
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おはなしのたからばこワイド愛蔵版(26) 熊ちゃん

  • 絵本
作: 今江 祥智
絵: あべ 弘士
出版社: フェリシモ出版

税込価格: ¥1,415

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作品情報

発行日: 2010年03月
ISBN: 9784894325159

248×188mm・32ページ

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【結果発表】“おはなし”を通して、たからものをたくさんお届けしたい

みどころ

フェリシモ出版の「おはなしのたからばこ」シリーズ26巻は、今江祥智さんとあべ弘士さんの名コンビが贈る『熊ちゃん』。

引っ越しの日、あふれるように積まれた荷物の中に、青いリボンのかけられた箱を見つけた麻里ちゃん。
「あれとって」とお願いするけど、お父さんもお母さんもお兄ちゃんも、「いまいそがしいからあとで」と言ってとりあってくれません。

―なんでもあとで……だわ、ずうっとむかしから……。
と口に出した麻里ちゃんの足もとに、青いリボンの箱がころがってきました。
開けてみると、ふかふかで大きな白い熊ちゃんのぬいぐるみが出てきたのです。
本物の熊のように大きくなった熊ちゃんは、麻里ちゃんを抱えて家から出ていって――。

麻里ちゃんのもとにやってきた「熊ちゃん」は、孤独を抱える麻里ちゃんのあたたかい友人です。
それは、忙しい大人には見えなくなってしまったものでもあります。
お子さんの瞳にはどんなものが映っているのか……子どもをぎゅっと抱きしめて、お互いのぬくもりを感じながら一緒に読んでほしい一冊です。

(洪愛舜  編集者・ライター)

おはなしのたからばこワイド愛蔵版(26) 熊ちゃん

出版社からの紹介

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ベストレビュー

おとな達への警告

取り返しがつかないことのこわさを感じました。

こどもの話を真剣に聞こうとしない、おとな達。
大切なこどもの姿が見えなくなったことにも気づかない…。

現実的な話ではないですが、こどもの“こころ”に置き換えると、どこの家庭でも起こりうることではないかと思いました。

じぶんのことで精一杯。
気がつけば、こどもは大人になっていた。
気がつけば、こどものこころと距離ができてしまっていた。

気がついてからでは遅いのですね。
すこし手を止める余裕を、すこしこどもの顔をみる余裕を…。
そんな風に思いました。
(しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子9歳)

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