「くつの音が聞こえる。まことが帰ってきたのかもしれない」…。戦争を知らない児童文学作家と戦争をよく知る漫画家による、戦争を語り継ぐための絵本。最愛の息子を戦地へ送り出した母親を描く。
嫌がる息子を戦争に行かせて、死なせてしまったおばあさんの後悔。
あさのあつこさんの話が、ちょっとパターン的なのが残念ですが、伝わってくるものはありました。
戦争を知らない世代には、やはり体験者の肉声が何よりも伝わってくると思います。
ただ、誰も人殺しにも被害者にもなりたく無いはずです。
巻末の解説も含めて、嵐の予感がしてきました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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