シャーロットが初めて赤ちゃんを生んだすぐあとに、この絵本は書かれました。
赤ちゃんが生まれて、名前はビリーとなりましたが、お母さんはビリーって呼びません。
なんて呼んだかというと、
「ちいさい あひるさん」とか
「ちいさい かえるちゃん」
「ちいさい くまさん」
「ちいさい うさぎさん」
としか呼びません。だって、あひるやかえるやくまにそっくりだったからです。
ところが、ある日のこと、赤ちゃんは、人間の子どもでなければできないことをしたのです。赤ちゃんは自分の足で立ち、初めて「ママ」と呼んだのです。
母さんは思わず、赤ちゃんを抱きしめて、赤ちゃんの名前を呼びました。
「ビリー!」
あなたは、この世界で、たった一人、ビリーよ!
お母さんの嬉しさ、赤ちゃんの誇らしさが、感動的です。
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