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哲学的で、なんかとても宗教的な世界観を感じる内容でした。
宗教的な昔話や聖書などに出てきそうなストーリーに思えたのは、私だけでしょうか?
聞いたことがない作者なのに、絵がとてもきれいで、引き込まれるな〜と、思って、作者紹介の所を読んだら、マーガレット・ワイズ・ブラウンだったんですねぇ。
最初は「ちいさな島」が見ている景色でしかなかったのに、黒ねこが登場してから、島自体が生き生きと見えました。
黒ねこと島との会話はなかなか良かったです。
詩的な、美しい言葉を厳選して文章が作られているなとも、思いました。
絵がきれいなので、内容は難しいですが、結構小さいお子さんからお薦めできそうな気がします。
読んであげるなら、6,7歳くらいから、いかがでしょうか?
私もお話会で、このくらいの年齢層にあたった時は、使ってみたいと思います。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子10歳)
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