
※ぼたもち賞のマスコットより一回り小さいおはぎちゃんマスコット付き。ぼうしにもつけられます。
※3〜5才のお子さんサイズです
たくさんのご応募をいただいたレビュー大賞の結果をいよいよ発表します!
おはぎ賞はやぎさんデザイン&手作り毛糸ぼうしを1名様に、ぼたもち賞はおはぎちゃ んマスコットを5名様にプレゼントします!!
意外なストーリー
minatsuさん 30代/ママ/東京都世田谷区/男2歳
2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。うちの息子もおはぎが大好き。そのおはぎちゃんが庭に転がってしまい、カナトカゲの夫婦に大事に育てられる様子がとても微笑ましいお話です。
なんといっても、おはぎちゃんが「赤ちゃん」としてトカゲ夫婦に受入れられ、庭の仲間みんなで育てていくという意外な展開にびっくり!クモがハンモックを作ってくれたり、ハチがハチミツをミルクがわりにくれたり、あまがえるのおばさんがだっこしてみたり・・・。
そして、ぼたもち夫妻の登場にはどぎもを抜かされました。だって、庭に転がってしまったのは、おはぎちゃんが初めてではない上に、ずっとぼたもち夫妻は床下で生活していたということ。ありえない設定なのに、ひとつの生き物として命を吹き込んで大事に大事に育てていく様子が綴られているのです。庭に転がったら、ひっからびて土に戻っていくのがおちなんて夢のないことではなく、もしかしたらみんなにかわいがられてひっそりとどこかで生きているかもしれないね、と心が温まるのです。
息子は庭にいる仲間たちにとても興味があり、名前を覚えようと一生懸命。でもその隣で言葉は教えていても、あまりにリアルに描かれている苦手な生き物(ミミズ、いもむし、かえる、むし、むし、むし・・・系)にどきどきしている私。いろいろな気持ちがごちゃまぜになれる、おもしろい本ですよ。
おはぎだけでなく、虫が好きなお子さんにも夢が広がるいい絵本だと思いました。
風の秋桜さん/ ほんむしぐるるさん/ ガーリャさん/ sara_kira_papaさん/ マルヤさん(順不同)
やぎたみこさん
みなさん、たくさんの嬉しい感想をありがとうございました。
どなたのレビューも、心が動く言葉がいっぱい! とくにお子さんとのエピソードは状況が目に浮かび、わくわくしました。
また、この絵本で直接描いていない過去や未来について想像を膨らませてくださったり、ご自身の体験や身近な場所にイメージを重ねてくださった方々には、感激しきりでした。
それから、庭の生き物やぼたもち家族の描き方が「かわいい」と「きもちわるい」というご意見がありましたね。
私自身、じつは、は虫類や虫やグロテスクなものは得意ではないので、がんばって描いてよかった…と、その両方が嬉しかったです。
偕成社スタッフ
選考にあたって、まずは「これはいい」と直感したレビューにどんどん◯をつけていこう、と読み始めたところ…アタマから◯ばかりが並んで、すぐ頓挫してしまいました。
私の中で言語化できていなかった部分を見事に突いてくださった言葉にハッとしたり、また、やぎさんがお話の中にそーっと滑りこませていたことが、こんなにもしっかり届いていたんだ…と感動したり。「選ぶなんて無理だ」と苦悩しつつ、本当に嬉しい体験をさせていただきました。レビューを寄せてくださった全ての方に、おなかの底から大声でお礼申し上げたく思います。ありがとうございました!(編集*矢作)
みなさま、心のこもったたくさんのレビューありがとうございました!
『おはぎちゃん』ならでは! な十人十色の感想、たのしく読ませていただきました。
この本を選んで良かったなあ、多くの方に知っていただけて良かったなあ、とあらためてうれしくおもいます。
絵本ナビさん、絵本ナビユーザーさんに感謝感謝です!(プロモーション*宮沢)
イソザキ編集長(絵本ナビ)
主人公はおはぎのあかちゃん。そして育てるのは・・・!?
今回ほど、読み手側の受け取る印象が全く異なっているのも珍しいのではないでしょうか。
「苦手だと思ったけどクセになる。」「可愛いと思っていたらストーリーに驚かされた。」等々、一つ一つのレビューがとても新鮮で楽しませてもらいました。
親子で反応が違うのも面白いですよね。絵本の楽しみ方というのは、人によって本当に様々。そんな発見ができるこの企画はとっても意味のあることだと確信しました!