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絵本評論家 広松由希子さんがおすすめする ずっと残したい絵本 みんなの声大募集

作者(片山さん・山福さん)の名入れサイン本  4名様

『きはなんにもいわないの』の著者:片山 健さんと、『ヤマネコ毛布』の著者:山福朱実さんに、名入れのサイン本をご用意いただきます!
(絵本を選ぶことはできませんのでご了承ください)

広松由希子さん 選定コメント

もぐもぐもぐもぐさんレビューへ
『きはなんにもいわないの』は、子育てに引きつけて読む方が多かったですが、もぐもぐもぐもぐさんのレビューは、一味ちがいました。短い中に、木の存在から、親の視線、子どもの立場、自分へと思いを巡らせているんですね。ふくよかに味わいながら読んでいることが伝わってきました。

ランコタママさんレビューへ
「ナンセンスに不慣れな年代」と言われるランコタママさんの「はまりました」という臨場感にワクワクしました。「感想を上手に書くことはできませんが、すごさはわかります」に、実感がこもっています。お孫さんたちにもナンセンス開眼のよろこびが伝染しそうです。

ねんねこしゃんレビューへ
「理屈じゃないから夢中になれる!」と言い切る、ねんねこしゃんさんは、きっとかなりな長新太ファンですね。ディテールまで味わいながら「またそよそよとかぜがふくと、最初のページに戻って物語が始まりそう…」とナンセンス絵本の楽しみをふくらませています。

ぺんぎんさんレビューへ
旅立ちを描いた『ヤマネコ毛布』は、多くの大人読者の心もわしづかみにしていましたが、1歳の「たびにでようとおもう」に、感激しました。意味を頭で理解しなくても、嘘のない心のままの言葉と絵だから、柔らかい心にすっと入り込むのでしょう。まさに絵本の力です。

期間中、新規にご投稿いただいた方で、掲載条件を満たした方すべてに、通常の掲載ポイント20ポイントに加え、ボーナスポイント80ポイントを付与します。

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※絵本ナビポイントは1ポイント=1円として、絵本ナビのお買い物にご利用いただけます。
※ポイントについてさらに詳しく知りたい方は「よくあるご質問」をご確認ください。
※絵本ナビポイントは応募期間終了後に加算いたします。

  • きはなんにもいわないの

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    • ちょっとためしよみする

    きはなんにもいわないの

    著者: 片山 健
    出版社:復刊ドットコム

    広松由希子さんのおすすめコメント

    ほのあたたかく、風通しのよい読み心地。静かに、大胆な絵本です。
    「おとうさん きに なって」とねだるすーくんに応え、木になりきったおとうさん。話しかけられても、ただ声にならない声で(きは なんにも いわないの)と言うばかり。
     自力で頑張り、世界と交わるすーくんのみずみずしい感覚が、やわらかな水彩画から伝わります。黙って寄り添うおとうさんの、見守るまなざしと、遊び心。その照れのある父と子の距離が、作者と読者の心地よい距離感にも通じます。
     10年後、20年後、大人になってこの絵本と再会した読者は、遠く離れた父の手紙を読むように、照れくさい安心と幸せに包まれるかもしれませんね。ずっと手渡していきたい、心に種を蒔く一冊です。

  • ヤマネコ毛布

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    ヤマネコ毛布

    作・画: 山福朱実
    出版社:復刊ドットコム

    広松由希子さんのおすすめコメント

     旅に出ると決めたヤマネコ。ハリネズミは、森の仲間に布と針を配り、それぞれの「思い出」を刺繍して餞別にしようと呼びかけます。
     おかしかったり、痛かったり、悔しかったり。いっしょに過ごした時間を思い描き、ちくちく毛布に縫い合わせて贈ります。旅立ちを涙で引き止めるのでなく、正直な気持ちをこめて見送る関係に、ぶっきらぼうな優しさと、ユーモラスなリアリティを感じます。
     そんな動物たちの手仕事のように、素朴な生命力のこもった版画。新版は、色に今の気持ちが加わりました。
     過去を捨てない、けど引きずらない。思い出かついで歩き出す。これから旅立つ人へ、心強い味方になる絵本。年を重ね、読み返すたび、毛布にあたたかい重みが加わる気がします。

  • そよそよとかぜがふいている

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    そよそよとかぜがふいている

    作: 長 新太
    出版社:復刊ドットコム

    広松由希子さんのおすすめコメント

     ショッキングな色彩。テングザルの笑顔は不気味だし、左から突き出しているのはなに? ざわつく予感。題名の穏やかな語感と、表紙からしてかけ離れています。
     めくると、「ペッタン ペッタン」登場するネコ。「なんでかなあ、なんでかなあ」すっとぼけといて、突然「ギューッ、ギューッ」!「なにするの、なにするの!」まさかの展開。見開きごとに予想をくつがえし、絵本の既成概念をけちらかしてくれます。
     最高に過激で、しびれるほど長閑【のどか】。法外なスケールの、ささやかさ。これぞ、究極の「ナンセンス絵本」です。
     戦後日本の絵本界を牽引した長新太、最晩年の作。時代は、長さんに追いついていない? 絶対、残さなくちゃいけない絵本。

応募ルール

募集期間 2015年6月4日(木)0:00〜2015年7月1日(水)23:59
募集内容 『きはなんにもいわないの』『ヤマネコ毛布』『そよそよとかぜがふいている』のレビュー(感想、エピソード)
応募方法 このページの「この絵本のレビューを書く」ボタンか、作品詳細ページからご応募ください。(投稿は1作品に付き、お一人様1回限りです)
発表について 2015年7月下旬を予定
入賞レビューの発表は、絵本ナビのこのページで行います。入賞レビューを投稿してくださったご本人様には、絵本ナビ事務局から直接メールでもご連絡致します。
注意事項 ※関係者のご応募はできません。
※投稿後、掲載後のレビューの再投稿も受付けますが、再投稿の場合はポイント付与の対象とはなりませんのでご注意ください。

  • 1963年ロサンゼルスに生まれ、東京で育つ。編集者、文庫主宰、ちひろ美術館学芸部長を経て、2000年よりフリーに。絵本の評論、執筆、翻訳、展示企画などをおこなう。2010年ボローニャ国際絵本原画展、2013年ブラティスラヴァ世界絵本原画展など国内外の絵本審査員もつとめる。
    絵本の文に『おかえりたまご』(アリス館)、『おめでとう』(講談社)、「いまむかしえほん」シリーズ(岩崎書店)、翻訳に『かあさんあひるのたび』(講談社)、『はしれ、トト!』(文化出版局/日本絵本賞翻訳絵本賞)、『あかいはねのふくろう』(復刊ドットコム)、その他の編著に『茂田井武美術館 記憶ノカケラ』(講談社)、『きょうの絵本 あしたの絵本』(文化出版局)などがある。

  • 山福朱実

    1963年、北九州市若松区生まれ。 イラストレーション等の仕事を経て、2004年に木版画の制作を開始。 絵本の『ヒョウタンの絵本』『パンの絵本』(ともに農文協) 木版画絵本『砂漠の町とサフラン酒』小川未明作(架空社)などがあり、創作絵本は本作が初。

  • 長 新太

    1927年東京生まれ。蒲田工業高校卒業。「おしゃべりなたまごやき」(福音館書店刊)で文芸春秋漫画賞、国際アンデルセン賞国内賞、「はるですよふくろうおばさん」(講談社刊)で講談社出版文化賞受賞。「たぬきのじどうしゃ」(偕成社刊)「みみずのオッサン」(童心社刊)などの作品がある。

  • 片山 健

    1940年、東京都に生まれる。「タンゲくん」で講談社出版文化賞絵本賞を、「でんでんだいこのいのち」で小学館児童出版文化賞を受賞。絵本に「おやすみなさいコッコさん」「だーれもいない だーれもいない」「むぎばたけ」「たのしいふゆごもり」「おばあさんの青い空」、画集に「美しい日々」「迷子の独楽」「いる子ども」、エッセイ集に「わたしの遠足日記」などがある。

ひな
著者:瀬川康男
186×210mm/上製/32頁/2015年10月下旬発売予定
ジャンル:児童書
ISBN(未定)

絵本評論家・広松由希子がセレクトする「ずっと残したい絵本」第4弾は、日本を代表する絵本画家、瀬川康男の“最後の絵本”の登場です。

復刊ドットコムは、昨年より、絵本評論家・広松由希子氏による推薦で「ずっと残したい絵本」というシリーズを立ち上げました。

その第4弾は、『いないいないばあ』をはじめとする、松谷みよ子とのコンビでも知られる瀬川康男の『ひな』です。

好奇心旺盛な子犬が、新しい友達に出会い、自分なりのやり方で触れ合い、理解していく過程が、美しい色彩の絵で描かれています。

晩年、体調を崩した瀬川の久々の復活作であり、また遺作ともなった本作。古今東西の美術を研究してきた末に辿り着いた繊細な絵に、心がほっこりする温かなストーリー。

その独特の世界観は、絶対に後世に残すべき絵本です。

※本書は、2004年・童心社刊『ひな』を底本に、再編集して復刊するものです。


なわとびしましょ

ペッタン、ペッタン。なわとびしましょ。 たけしくんも、おじいちゃんも、おばあちゃんも、魚屋さんも、うどんやさんも、 宇宙人だって、誰でもみんな、おはいんなさい。 みんな入ったその後は…? クセになっちゃう、なわとび絵本。


ふりかえりおじさん

丘の上にいつもあらわれるふりかえりおじさん=B 笑った顔、怒った顔、かなしい顔…まいにち色々な表情を見せる。 ある日ふりかえりおじさんは丘から消え、そこには月がのぼった。 1979年にコーキ出版から発刊され、現在は入手が非常に困難になっている安西水丸の初期作品が待望の復刊! おじさん≠ニいうキーワードやふりかえる≠ニいう繰り返しの動作が気持ちいい子供から大人まで楽しめる1冊です!


へんてこハウス

人気作家・たむらしげるの名作絵本『へんてこハウス』が、ついに復刊!子どもも大人も楽しめる、不思議でメルヘンな世界へようこそ!こがねむしのぎんこう、てんとうむしのかさやさん、りすのぼうしやさん…。森に住む虫や動物たちの暮らしをたむらしげる独特の世界観で描いた傑作絵本『へんてこハウス』。このたび著者の加筆・修正を加え、装いあらたによみがえります!子どもから大人まで楽しめる、読み聞かせにもピッタリな一冊です。ほのぼのとしたメルヘンな世界を、ぜひご家族でお楽しみください!


クッキー・サーカス

人気作家・たむらしげるの名著絵本復刊プロジェクト第2弾!読んだあと、思わずお腹がなってしまう“おいしい”絵本が復刊です。子どもも大人もみんなで楽しめる、ちょっと不思議なメルヘンの世界へようこそ!ママのお手伝いで「ぼく」は、動物たちやピエロのクッキーをつくります。オーブンの中から音楽が聞こえてくると、 クッキーのサーカス一座が街へ繰り出し…。名作絵本『クッキー・サーカス』が、著者による加筆・修正を加え、濃淡の色合いも鮮やかな一冊として、あらたによみがえります。たむらしげる氏独特のほのぼのとしたメルヘン世界を、ぜひご家族皆さまでお楽しみください。 読み終わったあとは、おもわずクッキーが食べたくなってしまう“おいしい”一冊です。


うちゅうスケート

人気作家・たむらしげるの名著絵本復刊プロジェクト第3弾! たむらしげるワールドを代表する不朽の名作が、著者による描き直しを加え新装復刊! 遠い空 長い夜を越えて 土星へのすてきな小旅行へ---。 ある夜、ルネ君のもとに流れ星の手紙が届きます。 「土星に素敵なローラースケート場ができました。遊びに来て下さい。」 宇宙人のミュー君からです。 ルネ君はおじいさんとボートをこいで夜の空へ! 著者の思い入れも強く、たむらしげるワールドを代表する一冊です。
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