特別企画 『しごとば』『続・しごとば』レビューコンテスト

鈴木のりたけ
もらったのはラブレター。
わたしの勘違いである恐れも大いにありますが、グランプリ作品にはそう感じさせるものがありました。

世の中にラブレターに勝る文章はありません。

「しごとば」の魅力を余すところなく見事に書き切っている、レビューとしてすばらしいものと最後まで迷いました。
そこで「グランプリは鈴木さんの一存でもいいですよ」と言われ、まさかと思いましたが、そのくらい思い切らないと決められないのも事実です。
ご応募いただいたみなさんそれぞれの視点でそれぞれの楽しみを発掘されていますし、個々の生活場面のエピソードも満載。甲乙つけがたいのは当然です。
居直りまして、グランプリに推させていただきました。

裏を返せば、そういう多様な見方ができるのが「しごとば」のよいところですので、たくさんのレビューを読んで、とても嬉しい気持ちになりました。
レビューを寄せていただいたみなさん、ありがとうございました。

グランプリは「自分がプロになったような〜ちょっと得意げな顔」のお子さんの絵を描きたくなったのも選出の大きな理由です！

ブロンズ新社スタッフ一同
みなさんの心のこもったレビューを読むのは、編集の労が報われる何よりのごほうびでした。
たくさんのご投稿ありがとうございます！
熟考の末、ブロンズ新社賞3名を選ばせていただきました。
父親の威信にかけて、しかけ発見に燃えて下さった「ざっきーざっきー」さん、『続・しごとば』では「休みの日」に関連するアイテムが各しごとばに隠れていますよ。他にもまだマニアックな仕掛けが……
「うきうきこーん」さんのレビューの「分からない言葉があっても分からないなりに子どもは理解する」というくだりは、まさに「しごとば」の編集方針に掲げていたこと。編集者として、大いに勇気づけられました！
かわいい息子さんとのやりとりが目に浮かぶ、ほのぼのレビューを投稿して下さった「ｍｉｎａｔｓｕ」さんには、ぜひ運転台の拡大ポスターで、新幹線ごっこを堪能していただきたいです。（編集部＊沖本）

みなさん、とても素敵なレビューで、選考会も楽しく盛り上がりました！　
絵本が生活の中でいきいきとしていることや、お子さんの興味を引いた部分、親子のコミュニケーションにほほえましく感動しながら、作者、編集者、出版社、絵本ナビさんと読者のみなさんがつながっていることがとても嬉しく感じられました。
また楽しい企画をご一緒できたら嬉しいです！（営業部＊鈴木）

大切に読んでいただいて、丁寧にレビューを書いていただいて、本当に本当にありがとうございます。
たくさんの"つながり"を実感し、心にじーんと響いて、鼻の奥がツン・目がうるうる、となりました。
そして、広報顔負けのレビューがたくさんあったことは、とても刺激的でした！
みなさんにリリースの作成をお願いしたいくらいです。笑。（広報＊まつや）

カナガキ事務局長（絵本ナビ）
受賞レビューを選んでいる作者、出版社、そして絵本ナビスタッフが笑顔に溢れ、選考会議自体が幸せな時間でした。
ひとつひとつのレビューに込められたリアルなエピソードに、絵本を読んでいる子どもと大人の様子が頭に浮かび、自然とみんながニコニコに。
パパとしては、「ＭＴパパ」さんの「「興味」から「社会」へのまなざしを」というレビューに惹かれてプッシュ。
そう、見た目のカッコよさだけではなく、裏側を知ることで、社会の見方が変わってくるはずですよね。
あらためて、絵本ナビのレビューの楽しさを再認識。

今後も皆さんに参加していただける企画を開催していきたいと思います！

イソザキ編集長（絵本ナビ）
今回改めてレビューをじっくり読ませていただくうちに、家族や生活の中に溶け込んでいるそれぞれの「絵本の風景」というものが浮かび上がってきて、それは本当に幸せなひとときでした。
皆さんのさり気ない一言一言がどれだけ絵本の持つ力を支えてくれているのか、制作者側の方達への励ましになっているのか、目の当たりにできた事をとても嬉しく思います。やっぱりレビューってすごい！