
漫画家、絵本作家のほか、詩人、編集者、デザイナーとしても活躍したやなせたかし。高知での幼少時代、妻・暢との出会い、「アンパンマン」の誕生まで、波瀾の生涯と作品を追う。
【目次】 やなせたかしってどんな人だったんだろう
評伝 やなせたかし 1 父の死と母との別れ?高知での少年時代 2 東京高等工芸学校?田辺製薬?養父の死 3 戦地へ?敗戦・復員?弟の死 4 高知新聞時代?上京?三越デザイナー時代 5 多彩な仕事人として 6 「詩とメルヘン」の創刊 7 絵本「アンパンマン」とテレビアニメ 8 やなせたかし記念館オープン?晩年
[コラム]時計台の歴史とやなせたかし [コラム]やなせさん、運命の職場――月刊高知と高知新聞社
やなせたかしのアトリエ越尾正子 やなせたかしアシスタント座談会 やなせ先生は、仕事場でも“老いドル”でした
やなせたかしの仕事 アンパンマンの世界 漫画 絵本 「詩とメルヘン」 詩と言葉 デザイン エンターテイナー
[コラム]国民的アニメ『それいけ!アンパンマン』が生まれた日
今よみがえる、やなせたかし 幻のテレビドラマ
ESSAY(1) やなせ先生は、私にとってアンパンマンそのもの 中尾隆聖 ESSAY(2) 幻のエッセイ 小手鞠るい ESSAY(3) 自らら楽しみ、人を楽しませる達人 里中満智 ESSAY(4) 夕日のなかを飛んでいく顔の無いヒーローの衝撃 つるの剛士
やなせやかし略年譜 やなせたかし主要出版作品リスト

やなせたかしさんの多面体
やなせたかしさんの作品、生い立ち、人間性、様々な方向せいを、視覚的にまとめて奥深い本です。
同一人物がこれほどに幅広く活動していたことに、驚きとともに圧倒されました。
人間としての魅力に、いろんな人や、いろんなきっかけが集まってきたことと、やなせさんが、それに応えてきたからなんでしょうね。
やなせさんの引出しを開けると、その魅力がもっともっと拡がります。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
|