
暑い暑い夏の日。子どもの頃に体感したあの記憶の断片が蘇ってきます。 真っ白な陽射し、青い草の匂い、響き渡るセミの声。 そして大きな麦藁帽子をかぶって、山へ向かって一心不乱に走る少年。 広い青空の下に駆け回るこの開放感は、体験した者にしか味わえない感覚です。 我が息子にも、「夢中になって遊ぶ」事でこんな記憶の残像を一つでも多く体の中に残して欲しい、 心からそう思わせてくれる一冊です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

暑い暑い夏の日。クワガタのいる山をめざしてぼくは走った。真っ白な陽射し、青い草の匂い…。ページの中からあふれだす夏!

懐かしい
2歳10ヶ月の息子に図書館で借りて読んであげました。
とっても懐かしい気持ちにさせてくれる絵本ですね。
田んぼだらけの田舎で育った私は、この絵本を読んで子供の時の暑い暑い夏の記憶がよみがえってきました。
息子の反応もよく、読んで欲しいと持ってきます。
息子にもこの絵本のように、楽しい夏の思い出をこれからたくさん作って欲しいと思いました。
夏にぴったりの一冊です。 (ポン太さん 30代・ママ 男の子2歳、女の子0歳)
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