ボクのかしこいパンツくん
  • ちょっとためしよみ

ボクのかしこいパンツくん

  • 絵本
原作: 乙一
絵: 長崎 訓子
出版社: イースト・プレス

税込価格: ¥1,430

ご購入いただけません

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 2012年09月13日
ISBN: 9784781608297

出版社のおすすめ年齢:5歳〜
27×22cm
33ページ

この作品が含まれるテーマ

この作品が含まれるシリーズ

みどころ

繊細で心が折れやすい少年期。
そんな時に、なんでも話せるその子だけの親友がいれば、
確かにどんな事も乗り越えていけるのかもしれない。
例えそれが…白いブリーフパンツでも??

「やあ!さっきは危なかったね!」
そういってボクに話かけてきたのがパンツくん。
それ以来、パンツくんとおしゃべりをするのが日課となったボク。
いつも一緒のパンツくんには話すこと以外に特別な能力はないけれど、なかなか物知りだったり、
何といってもボクにぴったりとフィットして、落ち着かせてくれるんだ。

学校の行き帰りに、ズボンの中を度々のぞきこむ姿はどうかと心配になりつつ、
うーん、何だろうこの違和感のなさ。
少年には白いブリーフがよく似合う。
そういえば、我が息子も暑い夏は家の中ではパンツ一丁姿でうろうろしている。

でも。ある日突然、パンツくんとの別れの日はやってくるのです……。
そうか、ブリーフ時代を終えて少年は青年期へと進んでいく、らしい。
なんて斬新な切り口!
面白いです。そしてパンツくんの最後のセリフにグッときます。

長崎訓子さんが描くパンツくんとボクのやりとりは、ユーモラスで本当に愛らしい。
でも、読んでみれば読み応えのある少年の成長物語だったりします。
それにしてもメガネっ子のこの少年、誰かに似ているような?

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

ボクのかしこいパンツくん

出版社からの紹介

ある日突然、ズボンの中から声が。パンツがしゃべった!それがボクとパンツくんの出会いだった。
それから、いつもボクはパンツくんと一緒。なんでも話せる、たった一人の親友になったんだ。
でもある日、パンツくんの姿が見あたらなくて…パンツとの友情を通して少年の心の成長を描く。

ベストレビュー

思い出しました!

ちょっとマンガ的で,可笑しくて,パンツをモチーフにしたコミカルな発想の絵本でした。
でも,待って。
読み終わった後,共感できる気持ちがありました。

私には小学生の頃,大切にしていたうさぎのぬいぐるみがあり,自分の気持ちを聞いてもらっていたっけ。このぬいぐるみだけは自分の気持ちすべてわかってくれるような気持ちになっていたな〜。
そんなことを思い出しました。
そしてある年齢になり,この大切だったぬいぐるみを納得してさよならした日が来ました。

もしかしたら,子供の頃,こんな経験した記憶はありませんか。
その物は人それぞれ違った物だと思いますが。
私はこの絵本,ちょっと懐かしい気持ちにもなりました。
(まゆみんみんさん 30代・ママ 女の子4歳)

乙一さんのその他の作品

ここから出して / 沈みかけの船より、愛をこめて 幻夢コレクション / 野良犬イギー / さよならに反する現象 / 一ノ瀬ユウナが浮いている / サマーゴースト

長崎 訓子さんのその他の作品

おはなしボンボン (36) リンゴちゃんのおしごと リンゴちゃんシリーズ5 / 飛ぶ教室 第76号(2024年 冬) / 聞いて 聞いて! 音と耳のはなし / 角野栄子のリンゴちゃんシリーズ(既刊4巻) / リンゴちゃんのいえで  / Catnappers 猫文学漫画集


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご