好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本
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絵本紹介
2022.04.26
大きなスーパーにお買い物に行くときに乗るバス、遠くに旅行に行くときに乗る電車や飛行機、いつも荷物を届けてくれる配達の車、「ピーポーピーポー」とサイレンを鳴らして現場に急行する救急車や消防車。
乗り物は、私たちの生活に欠かせない大切な道具です。子どもたちの目には、みんなのために働いている乗り物が、とてもかっこよく見えているに違いありません。だって、乗り物の絵本は子どもたちに大人気なのです。
そこで出版社さんの新刊&おすすめ絵本から、乗り物の絵本を集めてみました。GWのお出かけで乗り物を利用するときに、いっしょに絵本も持って行って、乗りながら読むのも良い体験になりそうですね!
出版社からの内容紹介
トマト、りんご、キャベツにとうもろこし……。乗客は野菜やくだもので、運転手はマヨネーズの、ふしぎなバスが発車します。いくつかの野菜やくだものがバス停で順番に降りていき、終点に着いた野菜たちは……?見た目や名前が似ているものを比べるクイズのような要素があり、楽しみながらいろいろな野菜やくだものに親しめます。また、おなじみのバスのチャイム音が繰り返し登場し、声に出して読む楽しさが満載!読み聞かせで自然とコミュニケーションが生まれる絵本です。
この書籍を作った人
愛知県出身。幼稚園教諭をへて、現在は病棟保育士として多くの子どもとかかわる。ゆうゆう絵本講座(11期生)でお話作りをまなぶ。3人の子を育てながら、レザークラフト作家としても活動中。『おいしいまんまるさん』がデビュー作。
この書籍を作った人
東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科日本画専攻修了。動物をモチーフに、日本画表現による発表と絵本創作を続けている。おもな作品に、「さとうめぐみ あまいスイーツえほん」シリーズ、「くものこ くー」シリーズ(ともに、教育画劇)、「まじょ」シリーズハッピーオウル社)、「おいしいもり」シリーズ(PHP研究所)などがある。『まじょのほうき』(ハッピーオウル社)で第4回ようちえん絵本大賞受賞、『おべんとう』(ひかりのくに)で第9回MOE絵本屋さん大賞2016パパママ賞受賞。
出版社からの内容紹介
地下の世界はワンダーランド!!
"ちかてつ もぐらごう"で出発だ〜‼
モグラたちが運行する"ちかてつもぐらごう"で、つちのしたツアーに動物たちが出かけます。
地下には、野菜の収穫・化石博物館見学・根っこのアスレチックなど、ワクワクすることがたくさん!
人気絵本作家・大森裕子氏が手掛ける新作、でんしゃのおはなし絵本です。
表情豊かな動物やオリジナリティあふれる電車のデザイン、駅弁、電車のすれ違いシーンなど、
電車が好きなお子さまがグッとくるポイントがたくさん盛り込まれています。
さぁ、ワクワク・ドキドキの地下ツアーに出かけましょう!!
レビューより
“ちかてつ”と聞いて通勤通学のぎゅうぎゅう満員電車を思いうかべて表紙を開きました…すると、もぐらしゃいんさんたち一人一人の紹介があり、そのキュートな立ち姿に早速ほっこり。本文に入ると、乗客の動物たちがしっかりと旅支度を整えた姿もとても可愛らしく、いつの間にか私も旅に出かける前のようなうきうきとした気分になっていました!
出発前のお弁当屋さんに始まって各観光地の風景と、それを思い思いに楽しむ動物たちの様子がとても細かく描かれており、『自分だったらどんなことをしようか』といろいろな想像ができて大変楽しかったです。子どもが大きくなったら一緒にわいわい言いながら読みたいなと思います。
(真々さん)
この書籍を作った人
1974年神奈川県生まれ。東京藝術大学大学院在学中よりフリーランスで活動をはじめる。主な絵本に、『おすしのずかん』『パンのずかん』『ねこのずかん』「へんなえほん」シリーズ(白泉社)、「よこしまくん」シリーズ(偕成社)、『ぼく、あめふりお』(教育画劇)、『チュンとカァのじゃんけんぽん!』(PHP研究所)、『どうぶつまねっこたいそう』(交通新聞社)など多数。
出版社からの内容紹介
「ヘイ!タクシー」ってタクシーとめたら、あら不思議!
何かが起こるよ「ヘイ!タクシー」
かるく手をあげ「ヘイ!タクシー」
ちょっと気取って「ヘイ!タクシー」
あんな!こんな!そんな!運転手が、ちょっぴり幸せな気分にさせてくれる、 ほっこり楽しい『ヘイ!タクシー』
発進で〜す!
『福助はみた』(第12回ようちえん絵本大賞受賞)のおおなり修司×きむらよしおコンビ第三弾!
この書籍を作った人
1959年 広島県福山市生まれ。『だるまなんだ』(絵/丸山誠司・絵本館)で絵本作家デビュー。大成修司で俳優、ナレーターとしても活動中。
この書籍を作った人
1947年、滋賀県生まれ。グラフィックデザインおよびイラストレーションの分野で活躍中。作品に『ジンジンジン』(講談社)、『ぎょうざつくったの』『ワンワンぶらぶら』『ねこガム』(福音館書店)、『ゴリララくんのコックさん』(絵本館)など。その独自のユーモラスな作風で人気を博している。
出版社からの内容紹介
パンダくんがバスを待っていると、へんてこなバスが次から次へとやってくる。おさかなバス?!にんじゃバス!?って何!?
やってくるバスのヒントの場面で、親子で「なんのバスかな?」って話したり、考えたりして楽しんでから、めくってください。思ってたバスがやってくるかしら。遊べる絵本です。
この書籍を作った人
1961年東京生まれ。1991年講談社絵本新人賞を受賞して絵本作家デビュー。その後、絵本・読み物・紙芝居・作詞・保育あそびなどの創作活動をはじめる。絵本『しーらんぺったん』(世界文化社)『いただきバス』(すずき出版)、読み物『おひるねどうぶつえん』(すずき出版)、CDブック『ぼくのうたきみのうた』シリーズ(世界文化社)など。2011年。NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」で、あそびうたが放送される。「ねこときどきらいおん」「げんきタッチ!」「おさんぽペンギン」など大好評。on airは続いている。2015年。NHK Eテレ「いないいないばあっ!」 4月からのリニューアルに参画。新しい人形劇の設定世界観+キャラクターデザイン+セットデザイン+原作を担当。新おねえさんのゆきちゃんの就任 曲「にこ にこ んぱ!」の作詞。遊びロケコーナーのBGMの作詞作曲も担当。
出版社からの内容紹介
マスターコントローラ(マスコン)を動かすと走行音とともに、スピードメーターが動いてライトが光ります。効果音ボタンで臨場感のあるシーンが楽しめ、運転士になりきれる参加型絵本。
電車のシュミレーションゲーム3種類と、2曲のメロディ入り。
この書籍を作った人
大阪府堺市生まれ。魚座。大阪芸術大学デザイン学科卒業。(株)京田クリエーション入社。2001年、2003年、2006年、2011年ボローニャ国際絵本原画展入選。明治「マーブル チョコレート」キャラクターの「マーブルわんちゃん」、兵庫県西宮市観光キャラクター「みやたん」など、多くのキャラクターデザインを手がけるとともに、イラストレーターとしても活躍している。その他の主な作品に、『怪談レストラン』シリーズ(童心社)の装丁・挿し絵、『おはなし・くろくま』シリーズ『わくわく・くろくま』シリーズ(ともにくもん出版)、エッセイ集『キャラクターデザインの仕事』(大日本図書)『うごくくるまえほん 』(ミキハウス)など。見た人を元気にする作品づくりがモットー。
出版社からの内容紹介
はたらくくるまが大集合!ブルドーザーや消防車などの人気の車両から、珍しい種類のものまで登場。写真をたっぷりつかって、それぞれののりものがどのように活躍しているのか、詳細に解説します。他の本では見られない、大迫力の活躍シーンが楽しめます。おこさんののりものへの興味がますます膨らむ1冊です。
★本書の内容★
1章 工事の車
ブルドーザー/クレーン車/オフロードダンプカー など
2章 サイレンカー
パトロールカー/ポンプ車/レスキュー車 など
3章 バス
連節バス/2階バス/デュアルモードビークル(DMV) など
4章 トラック
ウイングトラック/カーキャリア/ガントリークレーン など
5章 くらしをささえる車
清掃車/ロータリー除雪車/ハーベスター など
この書籍を作った人
1958年群馬県生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。社員カメラマンを経て1990年からフリー。自動車、飛行機、船など乗り物を中心に、図鑑や雑誌などの撮影執筆で活躍。『小学館の図鑑NEO 乗りもの』(小学館)、『はっけんずかん のりもの』(学研)、『のりもの だいすき!』(ひかりのくに)、「のりもの」シリーズ(JTBパブリッシング )など作品多数。JRPS日本鉄道写真作家協会会員。
みどころ
白黒カラーのトヨタ・クラウン。赤いランプを光らせて、事件に急行するパトカー!
だけどそれって日本の話。世界のパトカー、アレやコレ!
黄色と青の、イギリスパトカー。スイスはオレンジ、キューバはまっ白。
事件や事故にかけつけて、みんなを助ける緊急車両!
国もいろいろ、車両もいろいろ。世界の緊急車両、そろいぶみ!
車種もちがければ速度もちがう! 世界最速のパトカーとは!?
救急車もパトカーも、お国それぞれデザイン色々、だけど消防車は……?
世界最長のカーチェイス! 犯人を追いかけて走った、パトカーの最長記録は!?
もちろん、パトカーだけじゃあ、ありません。消防、救急、レスキュー車! 船に飛行機、ドローンまで!?
「警察にはパトカーとバイク以外に、こんなのあったんだ!」
「そんな場面で活躍する緊急車両がいたの!?」
ビックリすることまちがいないし! 知られざる緊急車両の数々に、胸がおどります。
掲載されている情報も、その標準装備や車両のスペックなど、かなり詳細。各装備がどういうシチュエーションに備えているのか解説されていたり、それぞれの数字をもとに各国の車両を比較したりと、マニア心をくすぐられる名図鑑ぶり!
またそのイラストもユニークで、真横、真正面、真後ろから描かれるコントラストのはっきりしたタッチは、ステッカーやポスターのようで、とってもオシャレです。表紙が見えるように飾っておきたくなる1冊!
プレゼントにもおすすめ! 今までにはない側面から緊急車両の秘密に迫る、ユニークな図鑑絵本です。
この書籍を作った人
弘前大学人文学部卒業。旅行会社勤務、雑誌のライターなどを経て翻訳者に。訳書に「ランプの精リトル・ジーニー」シリーズ(ポプラ社)、「ジュディ・モードとなかまたち」シリーズ(小峰書店)、『ノエル先生としあわせのクーポン』(講談社)、『キリエル』(あかね書房)、『ルルとブロントサウルス』(小学館)などがある。宮城県出身、東京都在住。
出版社からの内容紹介
おねえちゃんを、カンカンにおこらせてしまっためぐちゃんの前に、とつぜんバスがあらわれました。
運転手は大きなクマ。「乗ってください」の言葉にさそわれて、思わずバスに乗ってしまいます。
バスの乗客は、友達に本を返し忘れている子ネコとお母さんとの約束をやぶってしまった子リスたち。
バスは、それぞれ「ごめんね」を言わなければならない相手の家で、止まります。
みんな、うまく「ごめんね」が言えるでしょうか。
レビューより
「ごめんね」。
簡単そうで、なかなか言えない時もありますよね。
それは子どもだけでなく大人も(笑)。
こんなバスがあったらいいですね。
「ごめんね」素直に謝れるって、やっぱり大切だなぁと思わせてくれる1冊に思いました。
(まゆみんみんさん)
この書籍を作った人
北海道生まれ。イラストレーター。札幌大谷短期大学専攻科美術終了。第2回月刊 MOE絵本イラスト大賞佳作受賞。イラストレーション「ザ・チョイス」第160回・山口晃による審査で入選、第208回・宮古美智代による審査で入選。第16回岡本太郎現代美術賞入選。『あめかっぱ』が初めての絵本となる。
みどころ
団地にある小さな公園に見えるのは……黄色い電車? この電車の中には、子どもの本がいっぱい。ここは「でんしゃとしょかん」なのです。
散歩中の幼稚園の子どもたちがやってきて、先生やおばあさんに絵本を読んでもらったり、おともだちどうしで読みあいっこをしたり。学校が終わると、小学生のお姉さんたちも絵本を読んでくれます。運転席にだって、入ることができます。昔、沢山のお客さんを乗せて走っていた本物の電車ですからね。
座席が古くなれば、近所のお母さんたちが布やクッションを持ってきてくれ、車体が汚れているからと、ペンキやさんがピカピカに塗り替えて。桜の時期には「としょかんまつり」がはじまります。
東京都東村山市にある「くめがわ電車図書館」がモデルとなったこのお話。地元の本好きの人たちに支えられているのだそう。こんなワクワクする場所で読んだ絵本は、きっと忘れられないのでしょうね!
レビューより
公園に本物の電車があるだけでも子どもたちが喜びそうなのに、さらにその車内が図書館になっているなんて最高ですね。そこは地域の人の憩いの場になっていてあたたかい素敵な空間が広がっています。
小さな子からお年寄りまで多くの人たちが集まり、この電車を大切にしていることが伝わってきます。
娘は「いいな〜こんなとしょかん」と羨ましがっていましたが、実際に存在することを知って「いきたい!!」と目を輝かせていました♪いつかそのうち遊びに行けたら…と思います。
(ouchijikanさん)
この書籍を作った人
山形県上山市生まれ。 2020年山形に「ものがたり工房」をそなえ、東京との二拠点で活動中。 東京に住み母となり、三人の子を代わる代わる膝に乗せて、それぞれが選んだ絵本や童話を読み聞かせているうちに、自分でも書きたくなったのが始まり。童話教室で創作を学び、新人賞受賞をきっかけに、たくさんのつながりが生まれ今に至っています。 山形の自然、人の温かさに触れながら、子どもたちの背中をそっと押すような物語をこれからも書いていきたいです。 受賞歴:第19回ひろすけ童話賞受賞『かえるのじいさまとあめんぼおはな』(教育画劇):第9回日本児童文芸家協会創作コンクール最優秀賞受賞。のちに『かかしのじいさん』(佼成出版社)として出版。 :第23回毎日児童新人賞受賞「ももやとなしや」など。