日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと? 日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと? 日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?の試し読みができます!
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───知らない人がぱっとページをめくっても「あ、懐かしい!」と感じるような、誰にでも身近な日常のワンシーンをあえて選んでいる様に感じました。海とかも遠景で描かれていて、光のまぶしさを感じます。


コミックス掲載(左)でモノクロのページも、「PICTURE BOOK」では美しくよみがえりました。

私が紡木さんの作品を絵本にしたいと思ったきっかけが、カラーイラストの素晴らしさなんです。どのイラストも本当に芸術的だと思います。雑誌だと紙の大きさが決まっていますが、原画の中には本格的な絵画の様にとても大きな紙に描かれているものもありました。それがカラーで見られるのは雑誌掲載時の1回のみで、モノクロになってしまう…非常にもったいないですよね。特に紡木さんの作品は光のまぶしさなどを、現実以上にリアルに表現されているんです。夏の太陽がジリジリと地面を焦がしている熱量…そういったものを絵本の形で後世に残していきたいと思いました。

───大きさも絵本としては小さめですが、かばんに入れて持ち運び、いつでも楽しむのにピッタリのサイズですよね。読者対象はどのくらいを意識されていますか?

中高生から大人の方々までです。そう、日常生活の中で持ち歩ける大きさでもありますね。10代のころの恋愛がテーマですが、不思議とその世界が、どこででも飛び込んでくるようになれたらいいですね。

───「夢はおわるのではなく きっと 変わりながら続くもの」という言葉がすごく好きなのですが、ページをめくるたびに、印象的なフレーズがどんどん飛び込んできて、懐かしくてキュンキュンしました(笑)。

そういってもらえると嬉しいです(笑)。 連載時には全然違うコマで見ていた絵と文章なのに、ピッタリとマッチしているように思います。「瞬きもせず」と「ホットロード」は、それぞれ全く違う描き方をしていますが、ピュアな恋愛は共通していて、その2作を取り上げることでより物語に厚みが出た気がします。

───カラーとモノクロがとても効果的に組み込まれていたり、なにも描かれていない余白のページがあるのも新鮮で…。紡木さんにとってこの2作がとても大切な作品で、1冊にまとめるためにすごくこだわられたことを強く感じました。


こだわりと言うよりも、すべて感性でなさっている感じです。イラストの配置にしても、ただ余白を開けるにしても、もう紡木さんのヴィジョンの中にすべてあって、ご本人もそれを忠実になんとか表そうと努力されているようでした。もうその段階で、空や風、光といった自然の流れを、この本を手に取られる方々と共有されていたのではないでしょうか。それは「PICTURE BOOK」に限ったことではなく、すべての紡木作品の特徴といえます。

───画面全体がイラストのページがあったり、余韻を感じるページがあったり…。この感覚はご本人じゃないと表せないですよね。

イラストの中には大きな絵の一部しか使わなかったものもあって…。編集者としては「ここだけでいいんですか!?」と衝撃でした。


色をチェックするためのテスト印刷「色校」を 特別に見せていただきました。

───たしかにこんなに素晴らしいイラストなら、隅から隅まで見てもらいたいですよね。どのページも色がすごく鮮やかで、作品の中へ引き込まれそうです。

色については実は秘密があって、普通のカラー印刷では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色を使いますが、今回は3色に特色を使っているんです。そうすることで、空の青や木々の緑が原画に近い鮮やかさを出すことができました。

───印刷にそんなマジックが! 

非常に微妙な変化なので、詳しい人しか分からないと思うんですが…。何度も試し刷りをするなど、印刷会社の方が原画を再現するために、頑張ってくださいました。

───タイトルに「ホットロード」や「瞬きもせず」という作品名が出ていなくて、「PICTURE BOOK」となっている部分にこだわりを感じました。このタイトルに込められた思いを伺えますか?

「PICTURE BOOK」…直訳すると「絵本」です。私がはじめてこの言葉と出会ったのは、ボローニャ国際絵本原画展に行ったときでした。海外の編集者やエージェントの方が「PICTURE BOOK」と言っているのが印象的で…。日本で「PICTURE」というと「写真」のイメージが強いですよね。紡木さんの絵を見たとき、写真で撮ったように風景を忠実に再現している、正に「PICTURE」だと思い、今回のタイトルに選びました。

───おはなしを伺って、紡木さんがイラスト1点、1点、言葉ひとつひとつを本当に大切に選ばれていて、改めて1ページ1ページを味わいながらこの作品を読みかえしたいと思いました。

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作品紹介

紡木たく PICTURE BOOK
紡木たく PICTURE BOOK  の試し読みができます!
文・絵:紡木 たく
出版社:集英社
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