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デンマークで半世紀以上愛されている絵本キャラクター、ラスムス クルンプが本格的に日本に進出!

デンマークで半世紀以上愛されている絵本キャラクター、ラスムス クルンプが本格的に日本に進出!
本書『ラスムス クルンプ・ファーストブック』は、ピースフルな『ラスムス クルンプ』シリーズの影で数奇な運命を生きた作者ヴィルへルム&カーラ・ハンセン夫妻の足跡を辿る、絵本の外側も物語る絵本です。

ラスムス クルンプ ファーストブック
ラスムス クルンプ ファーストブックの試し読みができます!
出版社:プレビジョン

デンマーク王室からも支持されている、スキー帽をかぶったこぐまのキャラクター・ラスムスを主役にする絵本シリーズ『ラスムス クルンプ』。新聞の連載漫画としてスタートし、北欧圏では誕生から60年以上も愛され続けているにもかかわらず、日本では本当に知る人ぞ知る存在の『ラスムス クルンプ』。 本書はそんな"最後のまだ見ぬ北欧キャラクター"『ラスムス クルンプ』の成り立ちから実際のカラーコミック作品、絵本作品の採録、そしていよいよ2015年からスタートする日本オリジナルの『ラスムス クルンプ』グッズの内容までフォローする日本初の『ラスムス クルンプ』公式本です。特に第二次世界大戦を契機に商業画家として道を断ち、清貧の中で戦争のない世界をモチーフに『ラスムス クルンプ』シリーズを魂を込めて描き上げた作者・ヴィルへルム&カーラ・ハンセン夫妻のエピソードは感動ものです。

誕生以来もう半世紀以上経ち、母国テンマークではくまのキャラクターと言えば彼、というほど知られているのに、日本ではまだほとんど知られていない、北欧ローカルの絵本キャラクター。 それが吊りバンドのついた水玉のズボンと一年中毛糸のスキー帽を被ったこぐまのキャラクター、 ラスムス クルンプ。 ラスムスは1951年、共にデンマーク生まれの絵本作家、ヴィルヘルム・ハンセンとその妻カーラ・ハ ンセンの共作というかたちで新聞掲載のカートゥーンとして世に出ます。 主人公ラスムスとその仲間のどうぶつたちが森や水辺で毎回小さな冒険をするこのカートゥーン は、たちどころに人気を得て、1951年11月17日のベアリング社の夕刊で発表されたわずか1年後には、62もの新聞に掲載されるようになります。 


その後、『ラスムス クルンプ』シリーズはベルギー、アゾレス諸島、フランス、ポルトガル、スイス、英 国 、ガーナ 、メキシコ 、ナイジェリア、南 アフリカ 、オランダ 、ドイツ 、オーストリア 、フィンランド 、ノルウェー、スウェーデン、アイスランド、フェロー諸島まで翻訳版が、刊行されるようになります。 しかし、その後の歴史が物語っているように、『ラスムス クルンプ』はその普遍性の高さに反して『タンタン』や『ピーナッツ』シリーズのようにワールドスタンダードなキャラクターになるまでには至りませんでした。なぜでしょう? 

それは『ラスムス クルンプ』の生みの親であるヴィルヘルム夫妻と『ラスムス クルンプ』がこれまで 不幸にも生き別れの親子のように切り離されてしまっていたからです。

ヴィルヘルム・ハンセンの死後、本来なら共作者でもある妻カーラ・ハンセンの管理下になると思われた『ラスムス クルンプ』の版権は諸事情あり、まったく縁もゆかりもない第三者に渡り、それが原因で長年この名作は正しく評価される機会を逸していました。

 しかし、近年その問題は解決しました。 ヴィルヘルム夫妻の業績に対し最大限に敬意を払い、『ラスムス クルンプ』シリーズを初めとするヴィルヘルム夫妻のすべての著作物をエグモント社が統括管理することが決まり、以降ラスムス クルンプの 魅力を改めて世界に発信する用意が出来たのです。 これによって生前はその作品の成功に反して、商業的には正しく報われることがなかったヴィルヘルム夫妻に初めてスポットライトが当たることになります。 そこで見えてきたのは子どものいなかったヴィルヘルム夫妻にとって『ラスムス クルンプ』シリーズ はイマジナリーフレンドならぬイマジナリーチルドレンと呼べるような存在だったことでした。 

本書は清貧に生きすぎたがゆえに、20世紀後半の膨張するキャラクタービジネスの列車には乗れなかったヴィルヘルムとカーラの足跡を辿りつつ、夫妻だからこそ生み出せた子どもたちの理想の日々の暗喩=『ラスムス クルンプ』シリーズの魅力を初めて日本に伝える、言わば絵本の外側も物語る絵本です。




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