ナージャの5つのがっこう ナージャの5つのがっこう
著: キリーロバ・ナージャ 絵: 市原 淳  出版社: 大日本図書 大日本図書の特集ページがあります!
どんな教室だったらたのしいと思う? 読んでみよー、考えてみよー!
自宅でも、おでかけ中でも。名作絵本ムービー見放題♪ 【プレミアムサービス】
絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  インタビュー  >  しかけ絵本『不思議の国のアリス』制作秘話! ロバート・サブダさんインタビュー

"Wow"と言える魔法の瞬間

───サブダさんが「しかけ絵本」を作るときに大切にしていること、また、しかけ絵本が、普通の絵本作りとどういったところが違うのか教えてください。

私は、子どもの頃から、変わった本にいつも惹かれていました。お話も絵も好きですが、そのページとページの間を表現する絵本全体の世界を表現したかったのです。 しかけ絵本を作る上で、一番大事な事は、思わず"Wow"と言える、わくわくさせる瞬間を、その中に作れるかどうかだと思います。読者はその次に何がでてくるかわからない状態で、ページをめくり、そして目を大きく見開き、"Wow"と思わず言う、それがポップアップを作る上では、とても重要になります。 しかけを作るという事は、絵本とはかなり違うと思います。私自身が絵本も創作するので、この2つに大きな違いがあることは良く分かりますよ。絵本が、言葉と絵で構成されているのに対して、しかけ絵本は、言葉と絵の他、ポップアップのしかけがあるわけです。そのしかけをデザインしなくてはならないのですから、完成させるためには、1.3倍、余計に時間がかかりますね。

───この質問は、紙を自在に操るサブダさんに是非聞きたかったことです。電子書籍やデジタルアプリがこれだけ普及する現代で、人の手で作られた紙のしかけ絵本が、これほど人気があるのはなぜだと思いますか。

これからもしかけ絵本の人気は続くと思います。確かに、私たちの生活には、電子機器が溢れていますよね。でも、ちょっと考えてみてください。私たちの手の中にある電子機器は、本当に魔法のようで、とても複雑でどうしてそう動くのかわからないけれど、プラグを差し込みさえすれば、動いてくれますよね。だけど、しかけ絵本は違うでしょう。読者は、自分自身の手で、ページをめくることによって、魔法をおこすことができるんです。それも電気も使わずに!

───しかけ絵本といえば、この質問もよく聞かれるかもしれませんが、是非教えてください。
育児中のママやパパから、「しかけ絵本が紙でこわれやすいので、どのように扱えばいいか。」という悩みをよく聞きます。日本のパパやママ、おじいちゃん、おばあちゃんにサブダさんからアドバイスをお願いいたします。

私がしかけ絵本を素晴らしいと思う、もう一つの理由は、それが繊細でこわれやすいからなんです。
小さい読者は、お兄さん、お姉さん、両親、祖父母と一緒にそのしかけ絵本を見なくてはなりませんよね。小さい子どもたちにとって、誰かと一緒にその時間をシェアするということは本当に素晴らしい事です。両親が横に座り、繊細なこわれやすいしかけ絵本を、子どもと一緒に読むことで、子どもたちが、よりしかけ絵本を大事にするようになり、さらに他の本にも敬意を払って、大事にするようになればと思っています。

───日本のファン、この記事を楽しみにしている絵本ナビの読者のみなさんにメッセージをお願いいたします。

Be true to yourself and your work will always be true to you.
いつもあなたらしくいれば、あなたの作品はあなたらしいものになる。

取材・構成・翻訳: 富田直美(絵本ナビ編集部)

「アリス特別ノベルティ」

インタビュー記事公開を記念して、『不思議の国のアリス』のクライマックスシーンが楽しめる特別ノベルティを入手しました!

サブダさんの作品セットにおまけとしてお付けします。数量限定ですので、ぜひこの機会をご利用ください。

【アリス特別ノベルティ付き】ロバート・サブダセットはご好評につき終了いたしました。

 class=

出版社おすすめ

  • パンダ銭湯
    パンダ銭湯
    作・絵:ツペラ ツペラ(tupera tupera) 出版社:絵本館 絵本館の特集ページがあります!
    いま、明かされるパンダのひみつ。


翻訳者 中井はるのさん、編集者 三輪ほう子さん インタビュー!
年齢別絵本セット&学年別児童書セット

ロバート・サブダ(ろばーとさぶだ)

  • ニューヨーク・タイムズ紙上で、児童書のベストセラーの創作で知られるロバート・サブダ。
    1965年3月8日にアメリカ・ミシガン州の田舎に生まれました。若い頃からアーティストとしての才能に恵まれ、両親や先生たちの応援もあって、生涯を創作活動に没頭することを心に決めました。
    プラットインスティテュートに奨学生として入学し、卒業後は児童書のイラストレーターになりました。彼のアート原稿は、豪華なコラージュから驚異のポップアップの構造物までと、非常に幅広いものでした。
    これまでに、ロバート・サブダは優れた動く絵本(Movable Book)作品に与えられるメッゲンドルファー大賞を二度も受賞しています。彼の作品は、アメリカ図書館協会の“注目すべき書籍”の常連になりました。

    またサブダは、テレビ番組『Today Show』と『Good Morning America』に定期的に出演しています。

作品紹介

不思議の国のアリス
作・絵:ロバート・サブダ
原作:ルイス・キャロル
訳:わく はじめ
出版社:大日本絵画
オズの魔法使い
作:ロバート・サブダ
原作:ライマン・フランク・ボーム
絵:ロバート・サブダ
訳:わく はじめ
出版社:大日本絵画
恐竜時代
作:ロバート・サブダ マシュー・ラインハート
絵:ロバート・サブダ マシュー・ラインハート
訳:わく はじめ
出版社:大日本絵画
クッキーカウント
作・絵:ロバート・サブダ
訳:わく はじめ
出版社:大日本絵画
ナイト・ビフォー・クリスマス
作:クレメント・ムーア
絵:ロバート・サブダ
訳:きたむら まさお
出版社:大日本絵画
愛蔵版 クリスマスの12日
作・絵:ロバート・サブダ
訳:きたむら まさお
出版社:大日本絵画
クリスマス・アルファベット 新装版
作・絵:ロバート・サブダ
訳:きたむら まさお
出版社:大日本絵画
しろいふゆ
作・絵:ロバート・サブダ
訳:永瀬 比奈
出版社:大日本絵画
冬ものがたり
作・絵:ロバート・サブダ
訳:わく はじめ
出版社:大日本絵画
ハヌカーのあかり
文:マイケル・J・ローゼン
絵・紙工作:ロバート・サブダ
訳:菊池 由美
出版社:大日本絵画
全ページためしよみ
年齢別絵本セット