雨ニモマケズ 雨ニモマケズ 雨ニモマケズの試し読みができます!
作: 宮沢 賢治 絵: 柚木 沙弥郎  出版社: 三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
闘病生活のさなかに賢治が書きとめられたその言葉は、 作品として書かれたものではなく、 賢治の「祈り」そのものだった・・・・・・。
りひまるさん 40代・ママ

たくさんの人に
宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」こういっ…
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絵本に登場した「クスノキ」に会いに行ってきました!『大きなクスノキ』探訪記&インタビュー

2016年冬に発売された『大きなクスノキ』(高陵社書店)は、伐採されることが決まった1本のクスノキを救うため、ひとりの少女が立ち上がり、大人たちを動かしていくおはなし。実は、この作品に登場するクスノキは、実際に存在している木なのです。今回は、『大きなクスノキ』出版記念第2弾として、絵本に登場するクスノキに会いに行ってきました。

大きなクスノキ
大きなクスノキの試し読みができます!
作:みその たかし
絵:さとう そのこ
出版社:高陵社書店

ウタちゃんは小学校に入学したとき、お母さんからずっと昔から校庭に植わっているクスノキのことを教えてもらいました。 それからというもの、ウタちゃんはクスノキとお友だちになり、毎日クスノキの横に座って 「今日は逆上がりができるようになったの」 「うさぎちゃんが死んじゃったの」 「お友だちができたけど、けんかしちゃったの」 といろいろとお話ししました。 やがて、クスノキのそばで暮らしているセミさんやアゲハさんやヤマバトさんとも仲良くなりました。 ところが、ウタちゃんが6年生になった時です。 古くなった校舎を建て直すことになりました。 工事にあたってクスノキがじゃまになったので、クスノキを切り倒すという話が持ち上がりました。 それを聞いたウタちゃんはびビックリギョウテン。 ウタちゃんのクスノキ救出作戦が始まります。

移植されたクスノキは今……。

『大きなクスノキ』の文章を担当されたみそのたかしさんに案内されてやってきたのは、埼玉県所沢市にある小学校。この小学校は絵本のモデルでもある、みそのさんのお子さんが卒業された思い出深い学校なのだそうです。

絵本の中にも書いてあったように、学校は改築されとてもきれいになっていました。 この建物のあった場所に、「大きなクスノキ」は立っていたそうです。

校門の近くにある石碑には、校歌が彫られていました。


校歌の2番の歌詞に 「くすのき」の文字がたしかにありました。

小学校の先生によると、学校の改築計画がはじまったのが2001年。そのときにクスノキの伐採反対運動が起こり、2003年、多くの方の支援によりクスノキの移植が行われたそうです。
現在、クスノキは同じ学校の敷地内にいました。

クスノキは、4年ほど前から病気を発症していて、今、樹木医さんの指導の下、治療の真っ最中なのだそうです。
幹からほとんど枝がなくなってしまったけれど、残った枝は生き生きと、天に向かって葉っぱを広げていました。

病気が回復するころには、保存樹木として登録され、これからも長くこの土地で子どもたちを見守ってくれることでしょう。

クスノキと久しぶりに再会したみそのさんと、はじめましてのさとうさん。

完成したばかりの絵本を手に、クスノキと記念写真を撮りました。

それでは、次のページからみそのたかしさん、さとうそのこさんへのインタビューがスタートです。

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みそのたかし

  • 三浦半島の里山に囲まれた緑豊かな地域で生まれ育ち、暇さえあれば裏山に行き、暗くなる まで遊んでいました。自然の恵みを収穫することが当時の暮らしや遊びに組み込まれていた こともあり、花咲き乱れる新緑には山菜を採り、梅雨が明けるとニッケイの根を掘ってしゃ ぶりながらカブトムシを捕り、紅葉が始まるころになるとクリやアケビやヤマイモを採り、 木枯らしが吹くころには枯枝を集め薪にして、落ち葉を集め畑の堆肥にしました。 自然の恵みを収穫することで、余計なお金を使わない暮らしをします。自然を大切にしない と恵みが枯渇します。少年の頃の体験が私の心にしっかりと残っています。

さとうそのこ

  • 美術短期大学で造形を学びました。 オブジェ作家として立体・平面にとらわれず、数々の作品を創り出し、海外にも展開。夢の ある作品は小学校の音楽教科書の表紙を飾るなど、子どもから大人までを楽しませる“その こワールド”をつくりました。殊に作品に紡ぎ出される「色」の魔術は人々を虜にします。 また、みそのたかしさんと組んで、『きのこのはなし たまごたけ』『かみさまのおくりもの  ひまわりの油』、そして『婦人之友』で1年間毎月、絵本「虫と畑と食べもの」を連載しました。

作品紹介

大きなクスノキ
大きなクスノキの試し読みができます!
作:みその たかし
絵:さとう そのこ
出版社:高陵社書店
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