もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。
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『こねことこねこ』『うたうたう』くんぺい童話館 東英子さんインタビュー

「アンパンマン」のやなせたかしさんや、マンガの神様・手塚治虫さんに「天才」と言われ、生前、広告のイラストや絵本など精力的に活動しながらも、46歳という短い生涯をとじた作家がいました。その作家の名前は東君平。2017年、東君平さんが亡くなって30年の節目に、『こねことこねこ』『うたうたう』(廣済堂あかつき)が出版されました。この2冊は、1979年に刊行された月刊誌「ことばのほん」から生まれた絵本です。30年経った今でも、新しさと温かさを有する、東君平の世界を知るために、山梨県小淵沢にあるくんぺい童話館を訪れました。

東君平さんってどんな人?

【東君平プロフィール】


1940年神戸生まれ。16歳から創作を始め、22歳でデビュー。切り絵を使った白と黒の世界は多くの人を魅了した。 1963年渡米。帰国後、絵本や童話などの創作活動に取り組む。主な作品として『紅茶の時間』『ままとあそぼうよシリーズ』 『おはようどうわ』『こゆびどうわ』等がある。 100冊あまりの著作を残し、1986年12月急逝。彼の作品を展示したくんぺい童話館が1989年小淵沢に建てられ、多くの人に親しまれている。

東君平さんの作品は、絵本はもちろん、最近ではNHK番組「おかあさんといっしょ」で、代表作「ひとくちどうわ」がアニメ化されるなど、今なお、新たなファンを獲得しています。

「アンパンマン」の作者、やなせたかしさんは、君平さんについてこのような言葉を残しています。

東くんぺいさんは天才である。それもこの世には珍しい妖精タイプの天才で、詩人中原中也と同タイプである。
くんぺいさんは切り絵の画家としてデビューしたから、その詩人としての素質はあまり評価されなかったが、天から与えられた才能を持つ詩人だった。
ぼくは彼の詩を読むといつでも感動した。
くんぺいさんにはかなわないと思った。
現在の詩人達には欠落しているこころよいリズムと何よりも感性が優れていた。
(中略)
くんぺいさんの詩と比較すると、俗世の詩はみんなダサい感じがする。
へんに作りすぎている。
こういう人が天性の詩人なのだ。


(「東君平の世界」(サンリオ)より。)

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「ことばのひろば」シリーズ 『こねことこねこ』『うたうたう』ってどんな絵本?

うたうたう
うたうたうの試し読みができます!
作・絵:東 君平
出版社:廣済堂あかつき

「かいすいよくよいすいか」「えのぐのえ」など、春・夏・秋・冬にちなんだシンプルな「さかさことば」の絵本。1見開きにひとつの文章とカラフルなイラストで構成し、文字を読み慣れない子どもにも親しめる造りに。ことば遊びを楽しみはじめた幼児から、ひとり読みを始める子どもにぴったり。

こねことこねこ
こねことこねこ の試し読みができます!
作・絵:東 君平
出版社:廣済堂あかつき

「こねことこねこ」 「かたにたか」など、動物の出てくるシンプルな「さかさことば」の絵本。1見開きにひとつの文章とカラフルなイラストで構成し、文字を読み慣れない子どもにも親しめる造りに。ことば遊びを楽しみはじめた幼児から、一人読みを始める子どもにぴったり。

一見開きに、ひとつの文章とカラフルなイラストで構成されたシンプルな「さかさことば」の絵本。1979年に刊行された「ことばのほん」(暁教育図書)の付録の豆本に加筆し、2冊の絵本として再構成したもので、初めて単行本となります。ことば遊びに興味を持ち始めた幼児や、文字を読みなれない子どもにも親しめる作りとなるよう、書体やデザインを工夫しています。『こねことこねこ』は動物を、『うたうたう』季節をテーマにまとめられています。


編集者さんコメント

「ことばのほん」の表紙は、黒い紙から切り出された絵に、デザイナーと君平さんが相談して色を決め(色指定)、印刷していたそうです。今回、当時デザインを担当されていた熊谷博人さんに、原画データへの色づけからお願いできたため、より美しい仕上がりになったと思っています。
残されたイラストは27枚。君平さんがいらしたら、どんな絵本にしようと思われたかしら……。作家と相談できないもどかしさと責任の重さに、考えあぐねる日が続きました。君平さんの文字と絵を眺めるうちに、これは君平さんから小さい子どもたちへの「ことばって、おもしろいよ。いっしょにあそぼう」という誘いかけなんだ、と思い至ったのです。最初のページに君平さんの文字でテキストを組んでからは、するすると構成が決まりました。
刊行後、書店や読者の皆さんから「なつかしい」「うれしい」という声をいただく度に、君平さんのファン層の厚さ、息の長さに驚くとともに、没後30年の記念の年に、この2冊を刊行できて、本当に良かったと思いました。

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「ことばのほん」の編集を担当した、西内ミナミさんと本多慶子さんにインタビューを行ったとき、東君平さんとのとても印象的なエピソードを教えていただきました。



それでは、次のページから、くんぺい童話館館長、東英子さんのインタビュー、スタートです。

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作品紹介

こねことこねこ
こねことこねこ の試し読みができます!
作・絵:東 君平
出版社:廣済堂あかつき
うたうたう
うたうたうの試し読みができます!
作・絵:東 君平
出版社:廣済堂あかつき
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