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《スペシャルコンテンツ》インタビュー

2013.04.25

『おじいさんのしごと』
山西ゲンイチさんインタビュー

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『おじいさんのしごと』山西ゲンイチさんインタビュー

こんもりくん』や『パッチン☆どめ子ちゃん』、『カンガルーがいっぱい』など、その作品に数多くのファンが魅せられている山西ゲンイチさん。このたび『おじいさんのしごと』の出版にあたりお話をうかがうことができました!
どんな雰囲気の作家さんなんだろうと、取材チーム一同緊張しながら静かにインタビューがはじまりましたが・・・子どもの頃お好きだったという藤子不二雄漫画の話で磯崎編集長とは盛り上がり(!?)時間があっという間。貴重な原画も見せていただきました。制作背景や山西さんご自身のこと、うかがった話を少しでもお伝えできればと思います。

おじいさんのしごと
おじいさんのしごとの試し読みができます!
作:山西 ゲンイチ
出版社:講談社

死んでしまったおじいちゃん。人間の天国だと思ったら、間違って着いてしまったねこの天国。 そこで、任されたおじいさんのお仕事は?

読みはじめてびっくり。最初のページでおじいさんが亡くなってしまいます。おじいさんが階段をのぼってたどりついたのは「ねこのてんごく」で・・・?

───山西さんの作品というと「そばかすイェシ」シリーズ(挿絵)や『パッチン☆どめ子ちゃん』の女の子の絵が前から大好きでした。『こんもりくん』『みにくいフジツボのフジコ』など作品数が増えるにつれ世界観がどんどん広がっていき、ますますワクワクさせられています。
新作『おじいさんのしごと』は、1ページ目開いてすぐ「ケンタくんのおじいさんは、しんでしまいました」。あれっ、主人公はおじいさんじゃなかったの?

そうですね。タイトルや表紙では、おじいさんが亡くなることはわからないですね。

───ケンタくんはたくさん泣きましたが、少しずつ元気になっていきます。一方、おじいさんはながいながい階段をのぼっています。たどり着いた雲のうえには、ねこ、ねこ、ねこがいっぱい!
おじいさん、にんげんの天国ではなく、間違えて「ねこの天国」に着いてしまったようなのです。でももう一度別な階段をのぼるのも大変だとおじいさんはここにいることに決めます。
そこでおじいさんがまかされた仕事とは・・・というお話ですね。このお話を思いついたのはどんなことからですか?

物心ついたときから、ねこがまわりにいて、兄弟のように育っていました。
ねこにはいろんな模様があって、この模様はどうやって決まるんだろうと不思議でした。天国に神様みたいな人がいて模様を決めているのか、それともねこたちが生まれる前に、自分で「この模様がいい」と言って生まれてきているのかなと想像したりしました。
ねこが自分で決めているほうがいいなあ、と思って、この話ができました。

───「おじいさんのしごと」はこれから生まれるねこに素敵なチャームポイントをつくってあげることだったんですね。
最初は「もようや」次に「かみがたや」、なかなかうまくいかなくて「なんか、わしにでもできるしごとがないかのう・・・」と悩むおじいさんにしろねこがたずねます。
「なにかすきなものはないですか」「まごのケンタは、わしのちょびヒゲがすきだっていうてくれた」「それですよ、おじいさん! ちょびヒゲをかくしごと!」・・・で、「ちょびヒゲや」(笑)。
最初におじいさんがしんでしまって、天国のお話であることにもびっくりしましたが、「ちょびヒゲや」でまたびっくりです!

ねこってだいたい口のまわりに模様が多いですよね。ときどき模様の描き方を失敗したようなのがいて・・・。

───失敗って、たとえばどんな模様ですか?

子どもの頃、父親が知り合いからもらってきた、鼻から鼻水が出ているような模様があるねこがいて、はじめは残念だったんですけど、後でそこが大好きになりました。

───インターネット検索で「ねこ」「ちょびヒゲ」とキーワードを入れると、ねこの写真がたくさん出てきました。ねこの口のまわりの模様を「ちょびヒゲ」という言い方をするんですね。笑っちゃうくらい、おもしろい模様がいっぱいで。

正確にはチャーリー・チャップリンのような、鼻のすぐ下にある小さな口ひげのことを「ちょびヒゲ」と言うらしいんですけど。ねこの口元までしっかりある模様も含めて「ちょびヒゲ」と呼ばれているみたいですね。

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山西ゲンイチ(やまにしげんいち)

  • 1971年、長崎県生まれ。絵本作家・イラストレーター。第2回ピンポイント絵本コンペ入選。絵本の作品に『ブタコさんのかばん』(ビリケン出版)、『ブルオはいぬごやのした』(岩崎書店)、『こんもりくん』(偕成社)、『カンガルーがいっぱい』(教育画劇)、『みにくいフジツボのフジコ』(アリス館)、さし絵の作品に『だれも知らない犬たちのおはなし』(作・エミリー・ロッダ 訳・さくまゆみこ あすなろ書房)、「そばかすイェシ」シリーズ(作・ミリヤム・プレスラー 訳・齋藤尚子 徳間書店)など。

作品紹介

おじいさんのしごと
おじいさんのしごとの試し読みができます!
作:山西 ゲンイチ
出版社:講談社
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