絵本紹介
2021.08.17
いよいよ夏休みも後半! 慌てて宿題をやっている子も、さっさと終わらせて余裕がある子も、残り少ない夏休みを満喫して欲しいですよね。
思うようにお出かけができない日がまだ続きますが、そんな時こそ頼りになるのが、読みながら手を動かしたり頭を使ったりする、ちょっとした「しかけ」がある絵本。めくってみたり、押してみたり、さらに光をあてたりする絵本もあって、思わず大人でも「わ、おもしろい!」と夢中になってしまいます。そんな風にあそべる絵本、8冊をご紹介!
「でも、実際に触ってみないとわからない」なんて思っている方は、ぜひ遊び方を紹介した動画もチェックしてみてください。
出版社からの内容紹介
大人気しかけ絵本「ドアをあけたら」第二弾。舞台は海。
海の底にある貝殻でできたおうちのドアの
穴のあいた窓から見えるのはペンギンだけど……?
ページをめくると、思いがけない正体があらわれます。
「だれのおうちかな?」と想像が広がるワクワクする展開にくぎづけ!
カバーも穴があいているで、表紙との絵柄の変化も楽しめます。
この書籍を作った人
1975年栃木県生まれ。多摩美術大学油学科卒業後、フリーのイラストレーターとして雑誌やCDジャケットなどを手がける。パレットクラブスクールでイラストと絵本のコースを受講し、2006年「イーラちゃんといじわるツリー」がタリーズピクチャアワードで最優秀賞を受賞。作曲家うちだえーすけ率いる「イーラちゃん楽団」による読み聞かせコンサートも全国各地で開催中。
出版社からの内容紹介
水とまぜて、型にながすだけ! アレンジアイデアがたっぷり入ったスターターキット★
ご家庭でかんたんに、おしゃれなアロマストーンがつくれるキット。低学年の子でも失敗が少なく、アレンジの幅は無限大! 冊子のアレンジアイデアを参考に、自分だけのオリジナルアロマストーンがつくれちゃう!
夏休みの宿題や、お友だちへのプレゼントにもぴったり。お子様の発達段階に合わせてアレンジの幅を広げ、長く楽しめる内容です。
出版社からの内容紹介
主役は自動販売機のじはんきくん。動物たちがやってくると、じはんきくんは「すきな のみもの どーれかな? なのなのな ボタンをぽちん! とおしてみて」といいます。動物たちがじはんきくんのボタンをおすと、ガッチャンポーン! お気に入りのジュースが出てきます。でも、あらら…小さなねずみさんはボタンに手が届かなくてがっかり。帰ろうとすると、わにさんがやってきて……。ハートフルな結末に、じはんきくんもにっこりです。
自分でなんでもやってみたくなる「やるやる期」は1歳半くらいからと言われています。自分で立ち上がり、動き出せるようになってくると、自分でやる!という主張が強まってくるようです。自動販売機のボタンをおしたがる子どもにぴったりな、ぽちんとボタンをおしたくなる絵本です。
この書籍を作った人
茅ヶ崎市生まれ。東京藝術大学大学院デザイン科修了。ステーショナリーメーカーでデザイナーとして勤務を経て1997年『たねのはなし』で星の都絵本大賞受賞。現在 茅ヶ崎市在住。ブログ『おおいじゅんこまつぼっくり日記』 http://junkoooi.jugem.jp/
出版社からの内容紹介
「きょうりゅうが いた せかいって そうぞうできる?」
「ほかには どんな いきものが いたのかな?」
「きょうりゅうは どうして ぜつめつしたんだろう?」
光をつかって、きょうりゅうの世界をのぞいてみよう!
「ひかりではっけん」シリーズはQ&Aで展開する知識絵本です。
でも、ただ答えを教えてくれるわけじゃないんです。
部屋の灯りや携帯電話のライトを使って、ページのうしろから光をあててみると……?
『みえた!きょうりゅうのせかい』では、生命の歴史の流れとともに、
きょうりゅうだけでなく、同じ時期に生息していたいきものたちも紹介します。
自分で答えを発見しながら読み進める、新感覚の知識絵本。巻末の補足説明も充実!
世界15ヶ国以上で発売され、大人気となっているシリーズ、待望の日本語版です。
出版社からの内容紹介
STEAM教育にぴったりの、作って学べる絵本で、世界じゅうの恐竜にくわしくなろう。
トリケラトプス、ステゴサウルス、ティラノサウルス、リオプレウロドンとプテラノドン、この5つの大昔の生きもののポップアップを、じぶんで作ろう。しあげに、ほかのものもかざったら、さあ、博物館のオープンだ!
はさみも、のりも、なくて オッケー! おとなといっしょにつくるなら5歳から。
出版社からの内容紹介
そのまま読むと「おおかみと7ひきのこやぎ」のお話が楽しめて、しかけを開いて読むと「あたらしいお話」が楽しめる、2WAYおはなしブック!
好評『3びきのこぶたと4ひきめのこぶた』『おおきなかぶとちいさなかぶ』『うさぎとかめとあり』『きんのおのと ぎんのおのとたくさんのおの』につづくシリーズ第5弾です。
あのコワ〜いおおかみには、弟おもいのお兄さんがいた!?
世界めいさくの中でも人気のあるあのお話に、ちょっぴり間のぬけたおおかみ兄弟のかけあいとドタバタが加わった、新しいストーリーをお楽しみに!!
出版社からの内容紹介
くまごろうとちゅうたが、お出かけの準備をして出発!
でも、あれれ? 帽子が入れかわっていたり、手に長ぐつをはいていたり……へんてこなところがあるみたい。
みんな、どこがへんてこかわかるかな?
ほかにも、さがしっこ、なかまさがし、めいろなど、楽しいあそびがいっぱいあるよ。いっしょにやってみよう!
馬場のぼるさんのほのぼのとしてユーモアあふれる絵と、こがようこさんの語りかけるような言葉が心を弾ませます。
※1963年5月に刊行された『かんがえるのだいすき!』(構成・指導・文 早川元二/童心社)の絵の一部をもとに構成し、新たな言葉とともに絵本にしたものです。
出版社からの内容紹介
へんてこひろばには、いろんなおまじないがあるよ。
「ぱっかのへ」って10かい言ったら、おいかけっこでつかまらない。あれれ、「ぱっかのへ」をさかさに言うと「へのかっぱ」だ!
すべりだいのてっぺんにはやく行きたいときのおまじないは、「いべすりだ」。文字をならべかえたら「すべりだい」になるよ。
ほかにも早口言葉やしりとりなど、おもしろい言葉遊びがいっぱい!
いっしょにとなえたら、今日はごきげんな一日!
へんてこなおまじないを口に出してみながら絵をみると、さらに遊びへの想像がふくらみ、自分でもやってみたくなります!
この書籍を作った人
1927年青森県三戸町生まれ。1949年、上京し漫画家としてスタート。少年漫画家として人気を得る。1967年に出版された「11ぴきのねこ」でサンケイ児童出版文化賞受賞。「きつね森の山男」が絵本デビュー作。「11ぴきのねことあほうどり」他で文藝春秋漫画賞受賞。「絵巻えほん11ぴきのねこマラソン大会」でイタリアの子どもたちが選ぶ、エルバ賞を受賞。2001年永眠。
この書籍を作った人
作家。絵本コーディネーター。20年以上にわたり、さまざまな場所でおはなしを届ける活動を続ける。絵本作品に『あたしおねえちゃんなの』(スティーナ・ヴィルセン・絵/クレヨンハウス)、『ママがおねつのおはなし』『10人のきなちゃん』(童心社)、『わがまんまちゃん』(大日本図書)がある。