おばけのてんぷら おばけのてんぷら おばけのてんぷらの試し読みができます!
作・絵: せな けいこ  出版社: ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
うさこがごきげんでてんぷらをあげていると、においにさそわれた山のおばけが、そーっとしのびこんできました。さあ、たいへん!
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《スペシャルコンテンツ》インタビュー

2009.09.14

三浦太郎さん
絵本『おはなをどうぞ』

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絵本『おはなをどうぞ』三浦太郎さん

くっついた』などのあかちゃんえほんシリーズ、『まかせとけ』などのはたらくくるまシリーズ、その他『バスがきました』『おしり』など小さい子が喜んで読む絵本がママ達にも大人気の三浦太郎さん。待望の最新刊の登場です!

おはなをどうぞ

おはなをどうぞ
作・絵:三浦 太郎
出版社:のら書店

メルシーちゃんは、お母さんにあげようと、お花をたくさんたくさん摘みました。でもおうちへ向かう途中、次々に動物たちに会い、お花を少しずつおすそわけしてしまいます。そしてとうとう……? やさしいメルシーちゃんと、それを受け止めるお母さんの姿が素敵な、心あたたまる絵本です。読後やさしい気持ちに包まれます。特色印刷も美しく、華やかで可愛らしく、プレゼントにもぴったりです。

大人の女性も思わず手をのばしてしまうほどラブリーな表紙!
一体どんな内容なのでしょう?
三浦太郎さんにお話を伺ってみました。

いつか女の子が登場する絵本を・・・。

───三浦さんの作品の中でも「のりもの」がモチーフになっている(男の子が喜びそうな)絵本が印象にあるからかもしれませんが、今回は女の子らしさが全開の華やかでとても愛らしい絵本ですね。

うちの子は女の子なので、いつか、女の子が登場する絵本が作りたいと思っていました。
私自身はのりものやデザインが好きなのですが、実は、かわいいものも得意なんです。

お花をだれかにあげたいな、そう思う気持ちが素敵。

───とにかくお花が咲き乱れている場面の鮮やかさ、美しさに目が釘付けになってしまいます。眺めているだけでも心が浮き立ってくるようですね。
本作でお花をテーマに絵本をつくろうと思われたきっかけを教えていただけますか?

後書きにも書いたのですが、スーパーに行くと娘が必ず、
お母さんにあげるからお花を買ってとせがむのです。
子どもはプレゼントをもらうだけでなく、あげたりするのも大好きです。
時にはそれがちょっと気前がよすぎたりなんかして。
お花を見ていて、綺麗だな、だれかにあげたいな、そう思う子どもの気持ちが、
とても自然で素敵に感じられたことから、お花をテーマで絵本にしようと思ったのです。

───ハンバーグに焼き目をつけていくシーンは本当に臨場感たっぷり。音、温度、においまで伝わってくるような。食べ物を描かれるということで苦労された点、面白かった点などございますか?

その後書きには娘さんとのこんな素敵なエピソードが書かれています!

<<お花をあげたい気持ち>>
娘といっしょによくスーパーへ買物に出かけます。そのスーパーは入り口のところで少しだけお花を売っていて、娘はそれを見ると毎回、「お母さんにあげるから買ってー!」とせがむのです。
 子どもは、やっぱりお母さんのことが大好きで、好きという気持ちは何かをあげたい、という気持ちになってあらわれるようです。
 生まれて最初にお花をあげたい相手、それはきっとお母さんなのでしょう。子どもにとってお母さんの笑顔は一番の幸せで、とても大切なものなのです。
 そんなこともあって、休日にお花をおもいっきり摘むことのできるところへ行こう! ということになり、南房総へ出かけました。澄んだ青空の下、腕いっぱいにお花を摘む娘はとても満足げで、それを見ていた私もなんだか優しい気持ちになりました。   
(『おはなをどうぞ』後書きより抜粋)

子どもの目線から見た大人は・・・?

─── 女の子と動物達のやりとりを見ていると、微笑ましかったり、ちょっとハラハラしたり。誰かに喜んでもらうのは嬉しいことだけど・・・。女の子の繊細な心の変化が画面全体から伝わってきます。その表現方法へのこだわりを教えていただけますか?

この本に出てくる動物たちは、子どもを取り巻く大人たちです。
子どもの目線から見ると大人はとても大きく威圧的に見えることでしょう。
そして、大人たちの言葉に喜び、時に不安になったりします。
しかし、最後は子どもにとって一番安心できる場所に帰ることで、
また子どもたちは成長していくことができるのだと思います。

そんな三浦さんの言葉を胸に読み返してみると、自分が子どもだった頃の記憶が重なって蘇ってくるようです。そして最後の場面ではとても幸せな気持ちになれるのです。きっと子ども達も同じように感じているのでしょうね。

おはなをどうぞ

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三浦 太郎(みうらたろう)

  • 1968年愛知県生まれ。大阪芸術大学美術学科卒業。自作の絵本『くっつ いた』(こぐま社)で、数多くの読者を得た。また、イタリア・ボロー ニャ国際絵本原画展入選をきっかけに、海外でも絵本を出版し、幅広く活躍している。主な作品に『なーらんだ』『わたしの』『おうまさんし てー!』(こぐま社)『よいしょ』『とどくかな』『まかせとけ』(偕成社) 『よしよし』『おしり』(講談社)『バスがきました』『おうちへかえろ』(童心社)『CO2のりものずかん』 (ほるぷ出版)などがある。東京都在住。


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