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《スペシャルコンテンツ》インタビュー

2010.07.21

たかおゆうこさん
絵本『もねちゃんのたからもの』

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もねちゃんのたからもの作者のたかおゆうこさん

主人公は森の近くに住む女の子もねちゃん。もねちゃんには「秘密のたからもの」がたくさんあるのです・・・。
想像をふくらませる楽しさを、生き生きとえがいているのがこちらの絵本。
何だか面白い事を考えてくれそうなもねちゃんの表情を見ているだけでワクワクしてきますよね。

もねちゃんのたからもの

もねちゃんのたからもの
作・絵:たかお ゆうこ
出版社:徳間書店

もねちゃんは、宝物集めが大好き。ある日「ひみつの宝物、見にきていいよ」という手紙を、紙ひこうきにして飛ばしたら、きつねの子がやってきて…? なめるたびに味のちがうあめや、海だってひとっとびのなわとび…わくわくする宝物がいっぱい!


作者のたかおゆうこさんにインタビューしました! 子どもらしさに満ちあふれたこの物語、どのように思いつかれたのでしょう。エピソードと共にご紹介します!

絵本『もねちゃんのたからもの』誕生のきっかけは・・・

─── 子どもならではの夢や想像力にあふれているこの作品。特に、自分だけのたからものを次々見せてくれるもねちゃんの自慢気な様子にとっても惹かれます。物語誕生のきっかけなどがありましたら教えていただけますか?

「このオルゴールきれいでしょ。それからこの首飾り、天使のキラキラ音がするよ・・・」などと、遊びにきていた幼稚園のお友達らに、サンタクロースからもらったとされる歴代の品々をとくとくと自慢している娘を目撃。お友達らもさるもの、「へえっ、いいじゃん」「うわあ、わたしもほしい」とのりのりにのって会話そのものを遊びにしている子ども達の様子がとても心に残っていました。

私自身はガラクタのようなものに物語を重ねてたからものにしていました。願いがかなう石、魔法の棒、丸いガラスの粒になった人魚の涙、雨を降らせる小瓶、天国からの紙飛行機・・・などなど。

おもにこの二つが作品のきっかけになったような気がします。

─── 自分の好きなものがはっきりしていて、どんどん楽しい想像をふくらませてしまうもねちゃん。一方、きつねの子はちょっと控えめで怖がり。頼もしいもねちゃんと繊細なきつねの子、それぞれがとても魅力的なキャラクターですね。

もねちゃんは、くいしんぼうでいたずら大好き正義感もすごくあるんだけど、ちょっとずるいところもあるのかな。でも、つまらない時も悲しい時も怖い時も、想像力で自分や他者を楽しくしてしまうような女の子。
実は文章には書かれていませんが、冒頭もねちゃんのお母さんは用足しにちょっとでかけてしまうのです。その間不安なので、楽しいことを思いついてしまうわけです。お留守番の不安な気持ちが後半のきつねの子への共感に繋がります。でもそんなこと誰もわからないかな(笑)
きつねの子は、繊細で臆病ですが、ものごとを見つめる力が強く、理解する力、受けとめる力がとてもある子です。

─── 透明感のある色彩や雰囲気がとても味わいのあるたかおさんの絵の世界。作品によって表現方法が少し違うのも印象的ですね。『もねちゃんのたからもの』では、とっても自由で可愛らしくて、より子どもの世界に近づいている感じがします。

もねちゃんのたからもの将来どうなるのかわかりませんが、私は今のところ、はじめに物語ありきなのです。物語のまとっている空気が重要で、それを全力で表現しようと思うと毎度違う絵の雰囲気になってしまうわけです。

この作品(『もねちゃんのたからもの』)は、明るくてのびのびしていて軽やかに描きたいと思いました。だから描いていてとても楽しかったです。やみつきになりそうです(笑)

動物が好き!

─── 絵本をよく見ると、小さなハムスターがいつもさり気なくもねちゃんに寄り添っていているのがとても可愛いですね!もともと動物はお好きなのでしょうか?

動物はとても好きです。動物をずっと見ているとなぜか涙がでてきます。一番の号泣は白イルカ。
私のそばにはいつも小さな動物がいます。現在は猫とカメ。過去には、もちろんハムスター11匹も!
それがいないと、自分が未完成のような気さえします。
まるで、ポケットモンスターやライラのダイモンみたい!?

絵本ナビ読者の皆さんへ・・・

─── 『もねちゃんのたからもの』をどんな風に楽しんでもらいたいですか?

ただ楽しんでもらえたら幸せです。そして、想像の翼を広げてじぶんだけのたからものを見つけてくれたらもっと嬉しいです。ついでに自慢ごっこも。そんなことをニンマリと眺めているゆるりとした大人がたくさんいるといいなあー。

もねちゃんのたからもの

─── 絵本を通して、絵本ナビ読者の方に向けて一言メッセージをお願いできますか?

固定観念をもたないで、いろいろな絵本をたくさん見て読んで一家の一冊を見つけて下さい。
仕事や家事や子育てで疲れた時こそ一冊の絵本を子ども達と。過ぎてみるとその時間は二度とない珠玉のような時間に思えてきます。

─── 今後どんな絵本をつくってみたいと思われますか?

おもちゃ、木の実、ピアノ、雪、海賊、花、星、小さな人達、小さないきもの・・・。
取り組んでみたいネタはたくさんあります。
耳をすまして目をこらして、聞こえてくる見えてくる物語をつかまえたいと日々願っています。

─── ありがとうございました!!
最後にたかおゆうこさんから絵本ナビ読者に向けて直筆メッセージを頂きました!

直筆メッセージ
「絵本は心を耕す玉手箱」素敵なことばですね・・・。
 あれ、よーく見ると見た事のあるような表紙の絵本が!絵本ナビで見つけてみてね(笑)。

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たかおゆうこ【高尾裕子】

  • 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。大手玩具メーカーの企画デザイン室を経て渡米。アメリカでカリグラフィー、水彩画、銅版画などを学ぶ。帰国後、グリーティングカード、広告、雑誌、絵本の分野の仕事を手がける。主な絵本に『ハムスターのハモ』『ハモのクリスマス』(福音館書店)、『ふゆの日のコンサート』(架空社)、挿絵の仕事に『ねずみの家』『帰ってきた船乗り人形』『池のほとりのなかまたち』(徳間書店)など。


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