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作: 松岡 享子 絵: 大社 玲子  出版社: 学研 学研の特集ページがあります!
創刊40年!世代を越えて愛され続ける、不朽の名作です!読み聞かせは4歳から、一人読みは6歳から
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《スペシャルコンテンツ》突撃レポート

2011.12.14

『ゆきだるまのスノーぼうや』作者のヒド・ファン・ヘネヒテンさんにみどころをお伺いしました!

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遠く離れたベルギーから、とっても優しい雰囲気のゆきだるまの絵本が届きました。
主人公のスノーぼうやは青い帽子とマフラーがトレードマークのとっても可愛いゆきだるま。
でも実は、この絵本のテーマは「自由と勇気」。なかなか頼もしい内容なのです。
どの様にしてこのお話は生まれたのでしょう?そして作者のヒド・ファン・ヘネヒテンさんはどんな方なのでしょう?
最新作『ゆきだるまのスノーぼうや』について、作者のヒドさんにお話を伺うことができました!

『ゆきだるまのスノーぼうや』

「ゆきだるまのスノーぼうや」
作・絵:ヒド・ファン・ヘネヒテン
訳:のざか えつこ
出版社:フレーベル館

雪だるまはじっと立ってなきゃいけないんだ。スノーぼうやは動きたくってたまらないのに、まわりの雪だるまたちに止められてしまいます。
ある日、思いきって、からだを動かして走ってみたスノーぼうやは…。

─── ゆきだるまが「どうして動いちゃいけないの?動きたい!」って思っているなんて、考えもしませんでした。

『ゆきだるまのスノーぼうや』で、私は「じっとしていること」について、書きたいと思いました。
私の住むベルギーでも、大人や先生は子どもたちがじっとしていないと、叱ることがあります。
でも、子どもはもっと柔軟で勇気のある存在ではないでしょうか。
そこでお話の中に、「賢いおじいさん」を加えました。
私が子どものころ、学校の先生に、この「賢いおじいさん」のような方がいました。
私にとって、とても大切な存在でした。この本は、その先生にささげています。

─── スノーぼうやはどんなかたちでヒドさんから生まれたのでしょう?

スノーぼうやは、まず私の頭の中で生まれました。
まず、すぐに粘土で人形を作ってみました。
リッキのときと同じように、どの角度からも眺められるようにしたのです。
絵を描くときは、想像力を刺激するように、自分のそばに粘土の人形をおきました。

─── この絵本でヒドさんが読者の子どもたちに伝えたいことは?

なにより、自分の本当の気持ちにしたがうことを伝えたいのです、それがたとえ難しくても。
好奇心が旺盛で、なにかを探し求めている子どものみなさんには自分のために新しい世界を開いてくれる人が必要だし、みなさんを助けてくれる大人が存在することも、伝えたかったのです。

─── 日本の雪だるまは2つの雪玉でもっとシンプルなものが定番です。
ベルギーの雪だるまは絵本の中のゆきだるまたちのように、雪玉が3こ、鼻はにんじん、 帽子とマフラーもかぶって…というのが定番なのでしょうか?

雪玉は、二つのこともあれば、三つのこともあります。にんじんの鼻は定番で、帽子やマフラーというのは、雪だるまをできるだけ人間らしく見せる工夫です。
帽子の代わりに、なにをかぶせてもいいのですよ。バケツでも、植木鉢でも。

─── ヒドさんの作品は、日常の中での親子の触れ合いや関係性を描いた、とても優しい眼差しの作品が多いですね。全ての作品を通して、共通のテーマなどはありますか?

共通の大きなテーマはとくにありませんが、私は本を通して人とコミュニケートするのが大好きです。
(たとえば、こうやって日本の皆さんとコミュニケーションがとれるのはすばらしいことです)
あえていうなら、私たちはしばしば孤独を感じるけれど、人はまさに愛によって満たされる、ということでしょうか。

─── 日本のファンの方、子育て中のお父さんやお母さんたちにメッセージをいただけますか?

私は、読み聞かせの社会的な意味に重要性を感じています。
子どもといっしょに物語を経験し、いっしょに魔法のような時間を分かちあうことが、深い絆を創ります。また読み聞かせは、皆さんのお子さんが、自分自身で「自分」の物語を見出す可能性を開くのです。

─── 日本の作家で知っている人はありますか?

数年前に東京に行ったとき、東京の書店をまわりました。すばらしい絵本をたくさん見ましたが、残念ながら、どれも読むことができませんでした。私の本棚には酒井駒子さんと、カズノ・コハラさんの絵本のオランダ語版がならんでいます。


▲ヒドさんが、絵本ナビ読者の方に向けて素敵なサインを描いてくださいました!!

(取材協力:野坂悦子)

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ヒド・ファン・ヘネヒテン(ひどふぁんへねひてん)

  • 1959年、ベルギー生まれ。
    ハッセルトの美術学校で、絵、グラフィックアート、写真を学ぶ。
    著者に『わらって!リッキ』(ハッセルト市の国際絵本賞を受賞)『リッキとアニー』『リッキのなつやすみ』『リッキのおともだち』『リッキのクリスマス』『リッキのゆめ』『リッキとにわとりのミア』(以上、「リッキ」シリーズ)、『おしりをだして』『みんなおやすみ』『ゆきがたくさんつもったら』『あなたのことがだーいすき』『だっこのえほん』『パパ、おばけがいるよ。』(すべてフレーベル館)など。
    ベルギーではもちろん、ヨーロッパ各国でも大人気の絵本作家。


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