キキとジジ 魔女の宅急便 特別編その2 キキとジジ 魔女の宅急便 特別編その2
作: 角野 栄子 画: 佐竹 美保  出版社: 福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!
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《スペシャルコンテンツ》突撃レポート

2012.03.14

五味太郎さんのトークライブに行ってきました!

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絵本ナビでも大人気の絵本『きんぎょがにげた』『まどから おくりもの』『さる・るるる』、子どもの頃に読んだことがある!という声の多い『みんなうんち』、その他「らくがき絵本」シリーズ「干支セトラ絵本」シリーズ、『るるるるる』『かかかかか』などの一文字絵本などなど、実に400冊以上の絵本を生み出している絵本作家さんと言えば…もう皆さんおわかりですよね。ご存知五味太郎さんです。
その五味さんが、なんとわずか40名のお客さんに向けた「トークライブ」を開催するというのです。一体どんな内容になるのでしょう。緊張しながらも、好奇心に胸をふくらませつつ、イベントに参加してきました。

参加者40名。五味さんの魅力を堪能できるトークライブ

訪れたのは、東京都渋谷区代々木八幡駅近くにある、五味さんのプライベートスタジオ。
受付を済ませて、会場につながる螺旋階段を下りると、真っ赤な壁を正面に、とってもオシャレな空間が広がっていました。
そこは普段、五味さんのデザインスタッフの方が本のデザイン作業を行う場所なのだそう。

落ち着いた雰囲気の室内には、五味さんの絵本が並んでいる棚あり、普段のお仕事が伺えるパソコンがあり…、それだけで、もうテンションも上がってきます。

「折角なので前の方にどうぞ」
優しいスタッフの方の声に導かれて着いた席はなんと最前列…!
1mも離れていない場所に五味さんの座る椅子があるという超特等席でした。

開始時間まで用意されていた軽食や飲み物をいただいて、上がった気持ちを少し落ち着けていると、五味さんがふらりと登場。
「ホ、ホンモノ!!(…当たり前ですよね)」と、先ほどの落ち着きはどこへやら、緊張と感動がない交ぜになったまま、トークライブがスタートしました。

テーマは「うん、やはり絵本のことを話そう。」

実はこのトークライブ、2011年8月からスタートし、今回で7回目。
毎回、「マジメを基調とする社会はフマジメである」、「今ことばは機能しているのか?」「たまには絵本の話もいいよね…」などなど、自由なテーマが設けられ、そのテーマに沿いつつ、大いに脱線もしつつ、五味さんが話をしていくスタイルのトークライブなのです。

今回のテーマは「うん、やはり絵本のことを話そう。」
普段、絵本のことは言葉で伝えるよりも、文章にまとめていたという五味さん。
(『絵本をよんでみる』『絵本をよみつづけてみる』などの絵本論も出版されています)
絵本を作り、絵本を読む作業を続けていく中で、絵本について考える時間がルーティンワークになっていると感じる時期もあったそうです。しかし、海外でワークショップをする機会が増え、色んな国籍、宗教、言語、考えを持った人たちと接すると、「なんで五味さんのこの絵本では、車よりゾウが大きいの?」と聞いてくるおじいちゃんがいたり、「五味さんのワークショップを見て私、自分の指導の間違いに気づきました!」と美術の先生から感激されたりと、今まで思ってもいなかった衝撃を受けたのだそうです。
「絵本ってまだまだこんなに楽しいんだ!と思ったから、今回、絵本の”話”をもっともっとしようってなったんだよ」(五味さん)。

観客参加型のトークライブ

トークライブ中、私たち参加者はただ五味さんの話を聞くだけではありません。
五味さんから話題をふられたり、自ら質問をしたり、ランダムに回ってくるマイクを手に、思い思い感じたことを五味さんと話すことができるのも、このイベントの醍醐味です。

絵本について、教育制度について、はたまたシャンプーについてなどなど…
めまぐるしく変化していく話題の中で、私もずっと聴きたいと思っていた、五味さんの物語が生まれるきっかけを何とか聴くことができて大満足。(特に『きんぎょがにげた』や『みんなうんち』の制作当時のお話がちらっと登場した時の興奮ときたら!)

そんな風に、参加者との会話の中で発せられる五味さんの言葉からは、
「クリエイティブとはものすごく孤独なこと」
「受け取る側のエンターテイメント性が低いところには絵本は存在しない」
「物語が起こる時代と起こらない時代がある。物語が起こるのは、聞き手が元気だった時代」
など、それぞれの立場の方が心に刺さるだろうするどいフレーズが飛び出したり、五味さんが絵本という表現方法に出会った頃のお話や、制作話、最新作の構想(!)にまで話題は広がり、とにかく「絵本をつくるのが面白くてたまらない」という五味さんの基本姿勢が伝わってくるような言葉もたくさん聴くことができます。

五味さんご自身も、冒頭で「話すことで自分の頭の中のことが整理できていく」とおっしゃっていた通り、たまに「あ!今からいいこと言いそう…」と前置きをしながら大事なことをゆっくりと話される時もありました。
そんな様子を見るにつけ、ああ、今自分はとても貴重な現場に居合わせているのだなぁ、と感じ入ってしまうのです。

ところが、ふと時計を見るとすでに11時過ぎ…。開始から4時間も経っていて、更に驚かされてしまったのでした(笑)。

時間の経過を忘れてしまうくらい、豊富な話題が飛び交い、色んな疑問を解消できる、新感覚のトークライブ。
次回は4月に開催が予定されています。(※下記参照)
「超人気絵本作家さんのプライベートオフィスでのトークライブ」。
滅多にない時間を過ごせるこのチャンス、興味のある方は一度参加してみることをオススメします!

(編集協力:木村春子)

(最新Goods)

ここで五味太郎さんグッズの最新情報です。
絵本の世界から飛び出したようなウォールクロックが登場!

「かわいいけれど、ファンシーじゃない」
五味太郎さんのデザインを忠実に再現したオリジナル時計です。

「ゾウ」「ニワトリ」「ペンギン」の3タイプ。
五味さんがご自身でボール紙を切って時計を製作し、アトリエで飾っていたものを、そのまま木材で再構成し、商品化されたもの。一つ一つハンドメイドにこだわっているそうですよ。
子ども部屋にはもちろん、大人の方へのギフトとしても喜ばれそうですよね。
詳しくはこちらからどうぞ>>>

(Information)

今回のイベントレポートで「参加したい!」と思った方は是非、ご予約ください。
次回は4月予定! 「五味太郎トークライブ」

テーマ: 「もっと絵本の話をしてみよう」(仮)
語り手: 五味太郎(聞き手:五味太郎アネックス事務局 オクダ)
日時: 4月20日(金)START 19:30〜(OPEN 19:00〜)
※限定席数40席!
場所: GOMI TARO ANNEX スタジオ ※代々木八幡駅または代々木公園駅近く
〒151-0053 東京都渋谷区代々木5-67-1 JビルB1F
地図
申し込み: 五味太郎アネックス

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