雨ニモマケズ 雨ニモマケズ 雨ニモマケズの試し読みができます!
作: 宮沢 賢治 絵: 柚木 沙弥郎  出版社: 三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
闘病生活のさなかに賢治が書きとめられたその言葉は、 作品として書かれたものではなく、 賢治の「祈り」そのものだった・・・・・・。
りひまるさん 40代・ママ

たくさんの人に
宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」こういっ…

《スペシャルコンテンツ》あそびにきてくれました!

2010.02.05

絵本『うんこ!』
作者サトシンさんが遊びに来てくださいました。

このいさぎよいネーミングに大胆な表紙の絵。
「ひと目見かけたきり気になってしょうがない」という方も少なくないのではないでしょうか。

うんこ!

うんこ!
作:サトシン
絵:西村敏雄
出版社:文溪堂

わんこのおしりから、地上に落とされたうんこくん…。
ねずみもへびも、みんな「くっさーい!」と逃げていきます。
さぁ、うんこくんはどうする?うんこくん一世一代の冒険がはじまります。

そんな絵本を考えられた作者のサトシンさんという方は一体どんな方なのでしょう?

先日絵本ナビオフィスにそのサトシンさんが遊びに来てくださいました! 。

こんな方です。
サトシンさん

オフィスに入って来られた瞬間からその場が明るくなる様なオーラを発しているサトシンさん。
その勢いのままおしゃべりでどんどん笑わせてくれるのですが・・・
サトシンさん:「今日は何しに来たんだっけ?」
編集者:「新作絵本の話ですよ!」
そうです、最新作『うんこ!』についてお話聞かせてくださいね。

まずはこの絵本が生まれるきっかけから。

サトシンさん

イベントやワークショップなどでお話したり、絵本を読んだり、歌をうたったりして子ども達と接する機会がとても多いというサトシンさん。
その経験から言って圧倒的に子ども達に受けるのが、やっぱり「うんこの話」なのだそう。
確かに、なぜか子ども達は「うんこ」関連のお話が大好き。

「トイレトレーニングをテーマにした絵本や、科学絵本的な内容の絵本は結構出ていると思うんだけど、“うんこ”そのものを中心にとりあげたお話はあまりないなぁ、と思っていて。それじゃあ“うんこ”が主役の絵本をつくってしまおう!と。」

このお話の主人公は「うんこ」。しかも「うんこ」の目線で「うんこ」の気持ちが語られていくのです。こんなに真正面から「うんこ」に取り組んでいる絵本ってありそうでなかったかも!?タイトルもそのものずばり「うんこ!」。

「やっぱり“うんち”じゃなくて“うんこ”なんです。生きていく上で“うんこ”の事を考えるというのはとっても大事な事。『食』や『健康』を考えることでもあり、命の循環を考えることでもあるんですよね。だから子ども達にも声を大にして“うんこ”と言ってほしい、という想いもあるんです。」

でもさすがに「うんこ」というタイトルは・・・という周りの方の意見もあり、それじゃあちょっと可愛く「!」をつけて「うんこ!」。人気絵本作家西村敏雄さんの描く表紙のうんこくんも、ほどよくリアル、ほどよく可愛く。でも子ども達にとってこの形はまぎれもなく・・・。

中を開けばもっと凄い。いきなりうんこがわんこのおしりから誕生するシーンから始まって、通りすがる動物たちが大胆な表情で「くっさーい!」、うんこは「くっそー!」。更に大事な場面で連発されていく駄洒落、お気楽な「ふんふんふ〜ん♪」と鼻歌まで登場。
とにかく明るく明快。どこを取っても子ども達が大喜びな内容なのです。

サトシンさん

「うんこ!と思いっきり叫ぶことで楽しい気持ちが開放されればいいですよね。実際に子ども達の前で読むと『くっさーい!』『くっそー!』と大合唱になりますよ。
絵本を読むのが苦手だったという子が、この絵本を読んだ後にふんふんふ〜ん♪ペタペタペタ♪なんて楽しそうに口ずさんでくれているのを見た時には本当に嬉しかったですよね。」

子ども達はもちろん、読んでいる大人もみんな笑い出してしまいます。「うんこ!」と連呼すると感じる開放感というのをこの絵本が確かに証明してくれていますよね。最初は子どもにせがまれて読んでいるうちに、ママがすっかりはまってしまって・・・なんて話が聞こえてきそうです。

また、どこまでも前向きなうんこの姿がいいのです。鼻歌を歌いながらちゃんと自分の居場所を見つけていくうんこの強さというのも感じてしまいます。うんこの気持ちを考えることはマイノリティな立場を見つめることでもあるんです、と語っていたサトシンさん。子ども達は楽しみながらもきっと何かを感じとっていくのではないでしょうか。

お話を伺ううちに思い出したのが、『うんこダスマンたいそう CDつき』という絵本が発売された時にインタビューさせて頂いた作者の村上八千世さんのお話。

特集記事はこちら>>>

「うんこをするという事は恥ずかしいことではない」と伝える事が村上さんの最大のテーマ。うんこがしたくなった事を自慢気に報告するという子ども達の様子を聞いて感動したものです。きっと「うんこ」の絵本には子ども達を幸せにするとても大きなパワーが潜んでいるにちがいない、と思い始めたのもこの時。

すると、既にサトシンさんと村上さんは「チームうんこ」なるものを結成しているというではありませんか。これは応援しなくては!
2010年は絵本業界にきっと「うんこ旋風」が吹き荒れますように。

この後、おもむろに機材を取り出して歌を聞かせてくれるというサトシンさん。
始まった歌はなんと「うんこ!」の歌。タンゴ調のしぶくてかっこいいメロディーに乗ってうんこの長い旅の世界が繰り広げられます。

いつでもどこでもすぐに歌えるサトシンさん
いつでもどこでもすぐに歌えるサトシンさん、いい歌だ・・・と聞き入るカナガキ、イソザキ。
でも歌っているテーマは「うんこ」。

実はサトシンさん、絵本作家という仕事の他にもとても幅広く活動されている方なのです。

プロフィールはこちら>>>

絵本の表現に魅力を感じると共に、もっと「お話の力」「物語の面白さ」というものを子ども達に伝える手段はないかと考え手の平を広げて絵本に見立てて親子で話しながら物語を作っていく“おてて絵本”というものを発案したり、おはなしの世界を歌にして、耳で聞きながらビジュアルをイメージしていくという“ソング絵本”というものをつくっていたり。
それぞれとても興味深い活動内容なのです。
そんな熱い思いが段々多くの人達の共感を得るようになってきて、今年は絵本だけでなく歌も発売されるかもしれないとのこと。

皆さん、サトシンさんの今後の活躍を見逃さないようにしてくださいね!

記念撮影
記念にぱちり。 ありがとうございました!

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サトシン【サトシン】

  • 1962年、新潟県生まれ。 広告制作プロダクション勤務、専業主夫、フリーのコピーライターを経て、絵本作家に。作家活動の傍ら、新しいコミュニケーション遊び「おてて絵本」を発案、普及活動に力を入れている。 絵本の主な作品に『うんこ!』(西村敏雄・絵/文溪堂)、『ヤカンのおかんとフトンのおとん』(赤川明・絵/佼成出版社)、『おったまげたとごさくどん』(たごもりのりこ・絵/すずき出版)など。その他著書として『おてて絵本入門』(小学館)、『きいてね!おてて絵本』(扶桑社)など。


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