
今週の絵本売上ランキングBEST10【2016/8/28〜9/3】

今週はどんな絵本が話題になっているでしょう?
【2016/8/28〜9/3】の絵本売上ランキングBEST10を発表します。
親子で読んで楽しい絵本ばかり10冊揃いました!
あかちゃんも、まわりの大人もみんなニッコリ笑顔になる絵本
「くっついた」
作:三浦 太郎
出版社:こぐま社
どんなにいらいらしていても、どんなに怒っていても、自分のほっぺと息子のほっぺが「くっついた!」なんてしたらもう万事OK、笑うしかありません。これだけはママの特権(期間限定ですけどね)。
更にこの絵本、ほっぺだけじゃなくて、色々くっついちゃうんです。ページとページをはさんで「金魚さんと金魚さんが くっついた」「ぞうさんとぞうさんが くっついた」こんな単純な話なのです。なのに力が抜けてつい笑ってしまう。 子どもを喜ばせようとして読んでいるのに、読んであげている方が喜んでしまっている・・・という場面が簡単に想像できる楽しい絵本です。
作者の三浦太郎さんはボローニャ国際絵本原画展に4度も入選していて、海外でも絵本が出版されている新進気鋭の絵本作家さん。この「くっついた」は日本の子ども達に向けての初の作品です。ご自身に赤ちゃんが生まれて、子育ての中の触れ合いの中から生まれたそうです。
「なにかとなにかがくっつくことは幸せなことで、そこからすべてが始まるんだと実感しています。」なるほど・・・。
最後はパパも一緒にほっぺをくっつけて、3人で「くっついた!」。
「しろくまちゃんのほっとけーき」
作:わかやま けん
出版社:こぐま社
しろくまちゃんのかわいらしさもさることながら、この作品のみどころは何といってもホットケーキが焼けていくシーンでしょう。見開き2ページにわたってフライパンの上でホットケーキが焼けていく様子が独特の擬音入りで描かれています。
「ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぷつぷつ」「しゅっ ぺたん ふくふく くんくん ぽいっ」っと声に出して読んでいくと、ホットケーキの食感が口の中によみがえってきます。
自分でつくることの楽しさ、つくる過程のおもしろさ、たべることのうれしさが子どもにも実感できる作品です。(これは巻末の「しろくまちゃんのほっとけーきのねらい」でも述べられています)
イラストはとてもシンプルで、デザインと色使いの美しさが特徴です。
「ねないこ だれだ」
作・絵:せな けいこ
出版社:福音館書店
時計が9時を指して鳴ります。ボン、ボン、ボン・・・
こんな時間に起きてるのは誰だ?ふくろうにみみずく?ねずみ?どろぼう?
夜中はおばけの時間だから、夜中に遊ぶ子はおばけになって、おばけの世界へ飛んでいけ・・・
● 4位
● 5位
● 6位
「だるまさんが」
作:かがくい ひろし
出版社:ブロンズ新社
だ・る・ま・さ・ん・が・・・・ページをめくって、あらら!びっくり!大わらい!声にだして読んでたのしい、見てたのしい、とってもキュートなファーストブックです。
● 7位
● 8位
● 9位
「たまごのえほん」
作:いしかわ こうじ
出版社:童心社
たまごから、かわいいあかちゃんがうまれるよ! 上右下の三方にひらくページをゆっくりとひらいてゆくと・・・。ひよこ、カタツムリ、うみがめ、ペンギン・・・たまごのなかから、つぎつぎとあかちゃんたちがうまれてきて…。
めくるというしかけ。シンプルだからあかちゃんも楽しい!たまごからでてくる時、ひよこは「ぴよ」、かたつむりは「にゅーう」。しかけをいかした擬音語、擬態語が楽しく、今までにないえほん体験が親子で楽しめます。
● 10位