アーノルド・ローベルの へんてこな とりたち

私はこの本を読ませて頂いて、とても感動しました。これは何よりも面白くて、楽しい本です。この本はへんてこな、とりたちがいっぱい出てきます。もしほんとに、そんなとりがいるなら見てみたいという思いに駆られます。へんてこな、とりであっても、まさにうっとりです。私はこの本を読みながら、とてもハッピーな気持ちになりました。ユーモアいっぱいの最高の本だ...続きを読む

日曜日の歌

長谷川集平さんの作品が好きなので、こちらも読むのが楽しみでした。 昭和の匂いのする作品。絵日記のようなスタイルで、何気ない家族の風景が語られます。 今の子供たちが共感するという感じではないのですが、大人にはわかるかも。いろんな感情が入り混じった怒りをひしひしと感じ、なんだかジーンとしてしまうのです。...続きを読む

ワニのクロッカス なにができる？

『がちょうのペチューニア』や『かばのベロニカ』など、デュボアザンの描くキュートな動物たちが大好きなので、読むのが楽しみでした。 いつも草の上で寝そべっているだけと指摘されたワニのクロッカスが、周りを見渡し、みんなのように役に立てたらなと思い悩むお話。 ラストにクロッカスが自分の得意なこと、居場所を見つけたシーンでは、うれしくてとてもい...続きを読む

じぶんだけの いろ

カメレオンは、いつも、周りの景色に合わせて、いろんな色に変わってしまう自分に、じぶんだけの色がほしいな…と思います。これって、人間と同じですね。でも、年上のカメレオンにであって、一緒にいて、同じようにいろんな色に変わっていければ、じぶんだけの色がなくても幸せなのだと気付きます。...続きを読む

スイミー 小さなかしこいさかなのはなし

なかなか、昔ながらの名作に触れない 我が家の長男もはまった一冊。 小学校の教科書に載っていたのがきっかけ でした。 教科書に載っていなかったら、触れる機会も なかったかも。。 ひとりだけ違う色のスイミー。 それを悲観的に思うでもなく、むしろみんなの 中心となって引っ張っていく。 小さな魚だけど、スイミーの存在は既に 力...続きを読む