
カンタのひろったおもちゃのカエルは、雨をあびるとほんとのカエルになって、カンタをカエルのお城のある「うたえみどりのしま」へつれていきます。幼年向きファンタジーの傑作。

ぐりとぐらの著書でおなじみの なかがわりえこさんとおおむらゆりこさんご姉妹の作品です。
私はまだ去年であったばかりなんですが、かんたと赤目のかえるのエルタが繰り広げるファンタジーな世界は、さすが ぐりとぐらの作者だと納得させられます。
かんたくんをはじめ、出て来る子供の(かえるたちも)なんとまあ ここまで素直に正直に言葉をだすものか?
それぐらいに、やりとりに元気があり、憎らしくもあり・・・
それが子供らしいってことなんですが
その本気のやりとりがとても面白い作品です。
本気で言い合ってるのに、最後にはみんな仲良し。
子供ってこういうもんだよね、と自分も童心に帰ってよめる本です。 (ソリタさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子5歳、女の子2歳、女の子2歳)
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