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小学5年生の詠子のおばあちゃんのお仕事は、町の小さな雑貨屋さん。…と思いきや、本業は、「言葉を口にする勇気」と「言葉を口にしない勇気」を提供するお店、言葉屋だった!言葉屋の成り立ちと使命を知ることとなった詠子は、その夏、言珠職人の見習いとして、おばあちゃんの工房に入門する-。朝日学生新聞社児童文学賞第5回受賞作。

『言葉屋は、言葉を口にする有機と口にしない勇気を提供するお店』
言葉屋のおばあちゃんに弟子入り、修行をする小学生、詠子。
言珠が使用後に消えてしまうのが、詠子同様になんだかもったいない気がしてしまいました。キレイなものらしいので見てみたいな。
全4章。友達、社会人、女子同士の争い、ほのかな恋…。どの章もよかったです。こうした一つ一つが詠子を言葉屋としても成長させているのでしょうね。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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