
ある雨の日の夕方、ある同じ町を舞台に、誰かのたったひとことや、ほんの少しの思いやりが生むかもしれない光を描き出した連作短篇集。 ★第1回静岡書店大賞★第28回坪田譲治文学賞★2013年度本屋大賞第4位 --- 2015年劇場公開映画『きみはいい子』原作小説

短編が5話収録されていますが、どれも親から子への虐待を扱っています。
「サンタさんの来ない家」の学校の在り方に驚きました。今の学校ってこんななのでしょうか。たしかに親はうるさいのでしょうけど、これでは子供は守れないのでは…。
虐待された子が親になって自分の子に虐待をするというのもよく聞く話です。1人でもわかってくれる人がいると違うのかな…?
虐待がテーマですが読後感は悪くなかったです。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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