
さむーい真冬のロシアの森。男の子がてぶくろを落としてしまいました。雪の上に落ちたてぶくろに、次から次へと、森の動物たちがおしかけてきて……。長く愛され続けているウクライナ民話を、みずみずしい感覚で描いた絵本です。

エフゲーニ・ラチョフの『てぶくろ』が有名なだけに、この絵本のアレンジは意外感が有ります。
ふくろうが加わったり、くまも入り込んでしまったら、いやそれ以前に、当然てぶくろは裂けてしまうと思うので、この絵本のお話には納得です。
でも、丁寧に書かれた内容は勢いを失っているような気がします。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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