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みて! みて! いっぱい さいてるよ! ふしぎにみちたタンポポの一生を美しい細密画で描いた絵本 タンポポの観察に役立つヒントがたくさん!
春になると、たんぽぽは茎を高くのばして、あざやかな黄色い花をさかせます。花がかれると、たくさんの綿毛になって、白いボールのような姿になります。ふしぎにみちたたんぽぽの一生を、美しい細密画で描いた絵本。
たんぽぽ組の息子と読みました。
たんぽぽの生態について、とても分かりやすい絵本です。
イラストがリアルで、花びらや綿毛をその数のまま描いたり、
見開きを縦に使ったりするなど、説明的かつ視覚効果的に描かれています。
根っこの断面図、つぼみの断面図、どれもこれも「へー」と納得できるもの。
ロゼット状の平べったい葉の時に、根っこはこんなに下に延びていたのですね。
つぼみって、こんな根っこの近くから立ち上がっていくものなんですね。
つぼみがどう咲いていくかのイラストも丁寧だし、
花びらをすべて一枚ずつ描いたり。
花びらが地面に落ちてから、綿毛になるまでも、本当に面白かった。
倒れていた茎が立ち上がる様とか、200個の綿毛が羅列されていたり。
とても良かった!!
息子も楽しかったらしく、
この絵本を読んだ次の朝、たんぽぽの綿毛をとって、
いろいろ説明してくれました。 (トゥリーハウスさん 40代・ママ 男の子4歳)
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