
くろねこのロクは、くいしんぼう。まいにち六けんの家でごはんをもらっています。 ある夏、六けんの家のかいぬしたちが、同じ時にスコットランドの山に休暇で でかけることになりました。ロクはかいぬしたちにつれられて、キャン プ場に 到着すると、さっそく探検に出かけました。 森に入ると、山ねこのスコットが、声をかけてきました。ロクが「ぼくは、ご はんを六皿食べるからロクってなまえなんだよ。」というと、スコット は、こ の森ではごちそうがたくさんとれる事を教えてくれました。ロクはスコットに、 ごちそうのつかまえかたを教えてもらいますが、ロブスターもう さぎも、うま くつかまえることができません。ところが…? スコットランドの自然のなかで大冒険する町ねこの姿を、ユーモラスに描く物 語。オールカラー挿し絵入りで、初めてのひとり読みにもぴったり。イ ンガ・ ムーアの緻密な絵で贈ります。

図書館司書さんのオススメの本ということなので、読んでみようと思いました。
6軒のおうちに可愛がられている都会の猫ロクが、夏休みに6軒の家族と一緒に田舎に旅行に行くお話です。
イソップの「まちのねずみといなかのねずみ」のお話に似ています。
雄大で美しい挿絵なので、絵本でもいいくらいだなと思いました。
ロクの表情や動きも、臨場感たっぷりでした。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子13歳、男の子10歳)
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