
天竜で全国三位の成績を収めた、ソノ女ボート部の舵手付きクォドルプル〈天狼〉のクルー。喜びにわくなかで、エースの有里だけが焦りを感じていた。このままでは全国で勝てない、と。インターハイで優勝したいというあまりに強い思いが、周りとの摩擦を引きおこす。 この二年と三か月半。迷わずに進むことなんてできなかった。それでも、仲間とともに乗り越えてきた。だからこそ、3年生全員でインターハイに行きたい。3年生だけで〈天狼〉に乗りたい。そして、優勝したい。 はたして、有里の願いはかなうのか!? 光を希求する物語、堂々の完結。
この二年と三か月半。迷わずに進むことなんてできなかった。それでも、仲間とともに乗り越えてきた。だからこそ、3年生全員でインターハイに行きたい。3年生だけで〈天狼〉に乗りたい。そして、優勝したい。 はたして、有里の願いはかなうのか!?

中学3年生で受験生ですが、受験よりもボート!ですね。作中でも何回かボートばかと言われていますが納得です。でも悔いのないように全力でがんばった経験が何も生まないということもないと思うのでがんばって。
気になる大学生ともいい感じですね。
有里のがんばりが熱いボート小説でした。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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