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タスキメシ

  • 児童書
著: 額賀 澪
出版社: 小学館 小学館の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2015年11月25日
ISBN: 9784093864282

12歳〜50代
4−6・304P

みどころ

お正月に毎年行われる箱根駅伝。一区から二区へと襷がつながれる、鶴見中継所地点から物語ははじまります。藤澤大学の眞家春馬(まいえ・はるま)は襷を待っています。同じくそこで待つのは、他大学の助川亮介と藤宮藤一郎。三人はじつは春馬の兄、早馬(そうま)を通じて浅からぬ因縁がありました。春馬が背中を追いつづけてきた兄はこの箱根を走っているのか、いないのか。わからないままに読者は、兄弟の高校時代に連れて行かれます――。

陸上部の高校3年生の早馬は、将来を嘱望された長距離走者。しかし同じ部活で力をつけてきた高2の弟、春馬との才能差をうすうす感じ始めた直後に、走者として致命的な剥離骨折をし、陸上をつづけるか葛藤します。弟に負ける恐怖。リハビリをしてつづけてもこれ以上記録が伸びないかもしれない恐怖。早馬は身動きがとれません。
優柔不断でお人好しの早馬は、そんなときに料理部の女子、井坂都と出会ったのをきっかけに、偏食家の弟のためにごはんをつくりはじめます。というのも小さいときに母が亡くなり、祖母も亡くなったあとは、兄弟の家では総菜やコンビニ弁当がつづいていたのでした。
一方、たった一人で料理部員をする都にも何かいきさつがありそうで……。乱暴な言葉づかいに似合わず、やさしい料理をつくる都の「アスパラと里芋と豚肉の照り焼き炒め」のおいしそうなこと。卵焼きにネギを入れるとき、熱いごま油をかけてから混ぜると辛くないの?なるほど!……なんて色々真似したくなっちゃいます。ただし、やたらと家庭料理ばかりなのもウラがあり、都の家族問題も描かれます。

放課後に男子と女子が一緒に料理をしている。しかも男子は怪我でリハビリ中。であれば恋物語も期待してしまいそうですが、安易にそうハッキリ流れないのがぐっとおもしろいところ! 高校の「部活」を舞台に、伸び盛りのコントロールしきれないパワーと繊細さとが同居する、とっておきのあいまいな時間が描かれます。

弟の春馬も、一見クールなチームメイトの助川亮介も、強豪他校のライバル藤宮藤一郎も、早馬に陸上にもどってきてほしいと思っています。では、都は? 都はどう思っているのでしょうか。
同性の兄弟はいちばんのライバルでもあり、兄弟がいる人にとっては身につまされるテーマでもありますよね。
人生の選択を下すのは簡単ではありません。早馬はこのまま裏方に徹して終わるのか。それとも走者としてもどるのか。冒頭の駅伝の襷は、どこへつながっていくのでしょうか。

高校生の必死さ、あいまいさ。かっこ悪さ、かっこよさ。そのすべてが本書には詰まっています。
最後には高校生活という「この時間」を生きるすべての人に拍手を送りたい気持ちになります!

(大和田佳世  絵本ナビライター)

出版社からの紹介

駅伝×料理男子。熱涙間違いなしの青春小説

同時期に2つの新人文学賞を受賞し、2015年6月、2冊同時発売で話題となった著者のデビュー後初の書き下ろし長編小説。テーマは「駅伝×料理男子」。青春小説の名手と謳われる著者の真骨頂といえる感動作です。

陸上の名門高校で長距離選手として将来を期待されていた眞家早馬(まいえそうま・高3)は、右膝の骨折という大けがを負いリハビリ中。そんな折、調理実習部の都と出会い料理に没頭する。一学年下で同じ陸上部員の弟春馬、陸上部部長の親友助川、ライバル校の藤宮らは早馬が戻ってくることを切実に待っている。しかし、そんな彼らの気持ちを裏切って、心に傷を抱えた早馬は競技からの引退を宣言する。それぞれの熱い思いが交錯する駅伝大会がスタートする。 そのゴールの先に待っているものとは……。
 高校駅伝、箱根駅伝の臨場感溢れる描写とともに、箱根駅伝を夢見て長距離走に青春を捧げる陸上青年それぞれの思いと生き様が熱く描かれる。青年達の挫折、友情、兄弟愛・・・。熱い涙、しょっぱい涙、苦い涙、甘い涙が読む者の心を満たします。
 読後は爽快感と希望に溢れる熱血スポーツ小説です。

ベストレビュー

この心地よさを、自分は一生忘れない…

この物語には主な主人公が4人います。
眞家家の年子の兄弟、眞家早馬と春馬。
早馬の同級生で陸上部仲間の助川亮介、
亮介の幼馴染で調理研究部の井坂都。
それぞれが、それぞれの想いで一生懸命前に進もうとしている姿が、読み終わった後、とても“心地”よかったです。

子どもたち向けの本『児童書や絵本』は得てして、
主人公に特別すごい力
(スポーツ万能だったり、ある種の奇跡的な出来事だったり)があったりして、
主人公が最後に成功するものとして描かれることが多いです。
けれども、このおはなしの一番メインになっている眞家早馬は、
ランナーとしての最終目標である《箱根駅伝》に選手としてでらませんでした。
いわゆる、成功者ではなかったといえます。
なのに、ラストシーンはほんとに気持ちよく読み終えることが出来ました。
早馬の想いが最後の2ページに淡々と描かれています。
特に好きなシーンです。

 声を張り上げた喉は、一月の冷たい空気にピリリと痛んだ。心地よかった。心地よかった。この心地よさを、自分は一生忘れないだろう。


この話は《箱根駅伝》のシーンから始まっています。
個人的にお薦めな読み方は、
初めこのプロローグ的な箱根のシーンはサラッと読んでおいて、
(正直、このプロローグを読み始めたときは、
「また駅伝の青春ものか」と、思ってしまいました。ですが、みなさん、ここで本を閉じないで!
“ただの”スポ根青春ものではないことがすぐにわかります。)


後半でまたこのシーンの続きが描かれているところにきたとき、
もう一度じっくり読み直すと、人間関係や、このとき描かれているそれぞれの人物の立場や状況がよく読み取れるので、このシーンは特に2度読みで!

とても読みやすい作品です。読みだしたら、続きが気になって仕方ありません。中学生から大学生くらいの若者にお薦めします。
特に部活でスポーツをがんばっている人や
歌やダンスやお芝居など、人の自分大好きなことを努力している青春真っ盛りの人たちに読んでもらいたいなぁと、思います。


ところで、このところ、2016年に選ばれた夏の読書感想文課題図書をいくつか読んできましたが、
一つ共通点を見つけました。
主流の登場人物がなん人かいて、
おはなしの途中で、語り手である視点の人間が時々交代するものが多かったのに驚きました。
今の書き手(作家)の方の流行なのでしょうか?
(てんぐざるさん 40代・ママ 女の子21歳、女の子16歳)

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