大人気、15年目を迎えた「ももんちゃんあそぼう」シリーズの第18作です。 タイトルの「なでなで」って何だろう? と表紙をめくると、冒頭からお腹の痛いきんぎょさんとおばけさんが登場します。
「きんぎょさんと おばけさん おなか いたいんだって」の言葉とともに目に飛び込んでくるのは、涙目になってしまっているかわいそうな二人。 読者である子どもたちは「大丈夫かなあ」と心配になることでしょう。でも、次のページをめくると、二人はお腹を出して仰向けに…。 ももんちゃんと一緒に「なでなで」してあげると、さあ、どうなるかな――。
子どもたちがお話に参加しながら、読み進めるタイプの作品です。 自分がしてあげたことがきっかけで、登場キャラクターたちに変化が起こり、ストーリーが展開していく感覚は、子どもたちの心をわしづかみにすること間違いなし!
(てらしまちはる ライター/こどもアプリ研究家)
きんぎょさん、おばけさん、げんきないね。おなか、いたいんだって。 ねえ、きんぎょさんとおばけさんのおなか……なでなでしてくれる?
あかちゃんが思わず手をのばす、シリーズで初めての参加して楽しめる絵本です。 あかちゃんの“なでなで”と一緒に、やさしい気持ちが伝わります。 「ももんちゃん あそぼう」第18作。
なでなで
お腹が痛いきんぎょとおばけ
お腹をなでなでしてあげると治ります。
同じようにサボテンには
フーフーと息をかけてあげます。
これは実際に読んでいる子供が
絵本の絵をなでたり、息を吹きかけたりと
できるなと思いました。
文章にあわせて遊べます。
(ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子14歳)
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