
スウェーデンから、とてもかわいらしい「やさいづくり」の絵本の登場です。
ピーレットは犬のピフといっしょに、やさいを育てることにしました。まずは畑をたがやして、それから種をうえ、芽がでてきたら草とりをして……。
作物を育てて取り入れ、売りに出すまでのハラハラドキドキの過程を、子どもの目線にそって表情豊かに、ていねいに描いた作品です。
一度見たら忘れられない魅力的な絵は、スウェーデンでは『長くつ下のピッピ』のさし絵でも知られる、イングリッド・ヴァン・ニイマンさんによるもの。描かれた畑をじっとみていると、つぼみがすこしずつ咲いていったり、細かい変化が周到につけられています。ぜひご覧になってみてください。

ピーレットという名の女の子が、小さな犬と一緒に種まきをします。
はじめは、おいしそうだと、カラスが食べに来たりしますが、
女の子と犬は、少しづつ、野菜畑を大きくしてゆきます。
カラスの後も、かわるがわる、誰かが邪魔をしにきたり、
ひどい雨が降ったり、畑仕事って本当に大変なのですね。
でも最後には、努力が実って、とてもたくさんの収穫です。
ちょっと、うらやましいくらいですね。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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