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ぜつぼうの濁点

ぜつぼうの濁点

  • 絵本
作: 原田 宗典
絵: 柚木 沙弥郎
出版社: 教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2006年07月
ISBN: 9784774607030

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出版社からの紹介

大人も子どもにもおすすめ。絶望させません!見事なラストに乞うご期待!ぜつぼうに仕える濁点の「”」は自分がいるから、主人が絶望するのだと新たなご主人をさがしに旅に出ました。濁点は新しいご主人のひらがなに会える!?

ベストレビュー

擬人化が面白い

なんとなく気になる絵本ではありましたが、読む機会がありませんでした。

ものが擬人化されることはあっても、ひらがなや濁点が人になり心を持って考え悩むストーリーの本は初めてで大人的にはとても面白いです。
最後はハッピーエンドですし、気分良く終わることができます。

この本を高学年の子に読むのはいけると思いますが、低学年は「どうかな?」
と思いつつ、いろんな学年の子供がいる読み聞かせで読んでみました。

この奇抜な設定のせいでしょうか?
1,2年生も全く声を出さず、超真剣に聞き入っていました。
読んでいる私は、反応ないな、つまらないなという感じではなく、
(すごい真剣だから、肝心なところでしくじれないな。)
という緊張が漂いました。

読み終わったら、心なしかいつもより大きな拍手。
これが、本のもつ力なんだろうなと感心しました。
この本、読み聞かせにもいいですよ。
(AAさん 40代・ママ 女の子11歳、女の子9歳)

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