
「だるまさんがころん……だ」目をつぶり、このセリフを言うあいだに、忍び寄るライバル(友達)の影! 僕はこの恐怖に打ち勝ち、だるまさんがころんだに、勝てるのか? エンタメ絵本の旗手、武田美穂による、絶妙な間と展開が笑いを誘う、読み聞かせにぴったりのエンターティメント絵本。これがぼくたちのしんけんしょうぶだ。

タイトルに、「しんけんしょうぶ」と入っているのが面白くて、読んでみたくなりました。
普通は大勢で遊ぶ「だるまさんがころんだ」を、赤い帽子の男の子と、黄色いシャツの男の子、二人だけで。
なので、二人の心理戦という、真剣勝負になるわけですね。
そのかけひきが、汗マークや吹き出しで、マンガのように上手に描かれていて、スピード感や緊張感をひしひしと感じました。
遊びっていいなと絵本を見ながら、再確認できます。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子13歳、男の子10歳)
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