
かなぼうじまにすむミーくんは、おにのパンツやさん。ミーくんのつくるパンツは、じょうぶでかっこいいとひょうばんでした。ミーくんは、「いつかもっとたくさんのおにに、ぼくのつくったパンツをはいてもらいたい!」と思っていました。
ところがある朝、かがみをのぞいてみると、つのがありません。家の中を探しても見つかりません。おいしゃさんにみてもらいましたが、「どこもわるくない」と、いうだけでした。そこでミーくんは、かみがたをかえてつのがないことをかくそうと考え、いろいろ想像してみたけれど、どのかみがたもなんかへんです。
つのがなくなったミーくんは、おにらしいことができなくなってしまいました。そこで、つのにいいといわれるたべものや、のみものをためしてみましたが、つのははえてきません。つのがみさまのところに行ってみたり、モグまじょのところで魔法をかけてもらっても、うまくいきません。ところがある日……?

とても可愛らしい絵のとても楽しい絵本でした。
作家のおおつぼかすみさんが、この絵本の作成を楽しんでいたような印象を受けました。
だから読んでいる私も楽しく、最後までずんずんと読み進めることができました。
絵本作成を楽しんでいるおおつぼさん。
彼女の他の絵本も読んでみたいと思いました。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子20歳)
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