
はいはいをはじめたあかちゃん。 積み木につまづいて「かお ぺしゃり」。 かべにぶつかって「おつむが こつん」。 おつむじゃなくて今度は……「おむつが ずりずり」。
あかちゃんは前へ前へ、はいはいしていきます。 どこへ向かっていくのかというと……?
音の似た言葉が「ぱいぱい」「バイバイ」「はいはい」「はーい!」と並び、ページをめくるたびにリズミカルにあかちゃんの動きを表現します。 とうとうパパのだっこにたどりついたあかちゃん、うれしそう!
絵を描いたのはミスミヨシコさん。 あかちゃんならではの笑顔を、シンプルな線でみごとに表現していてほれぼれしちゃいます。 同時発売の『ねがえり ごろん』とあわせて読んで、あかちゃんの成長ぶりを見くらべるのもおすすめです。 子どもたちは自分より小さいあかちゃんが大好き。ことばの面白さと、あかちゃんがはいはいするかわいらしさに、お気に入りの一冊になりそうです。
(大和田佳世 絵本ナビライター)

ねがえりごろん、ができたあかちゃんは、ずりずりはいはいと進んでいきます。最後は楽しく、たかいたかーい!

「ねがえりごろん」も面白かったので、次はこちらを読みました。うちの娘はまだはいはいはやらないのですが、このお話を読んでちょっとでも刺激を受けたかな?ねがえりのほうはニコニコうれしそうに聞いていたのが、この本は真剣に絵を見つめて聞いていました。
リズミカルな文章は読んでて楽しいです。おむつがずれてもすすむあかちゃん、かわいいです。娘がはいはい始めるのが楽しみです。 (てつじんこさん 30代・ママ 男の子9歳、男の子7歳)
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