
黄色いワンピースの女の子、くまちゃんのぬいぐるみと一緒におさんぽららら。 はらっぱでスキップ! ららら ららら らんららん。 ちょうちょがひらひら飛んできて…女の子の胸にとまったよ。 すると、素敵なブローチに!
今度は、お花をくるくるわっかにして… 頭にのけったら、ティアラに変身!
たんぽぽの綿毛をいっぱいいっぱいふーふーしたら… ワンピースにくっついて、フリルみたい。 そのまま風に乗って飛んでいき、今度は…!?
春のはらっぱには素敵なことがいっぱいです。 だって、「こんなことが起きたらいいな」が次々と実現しちゃうんですから。 お姫様みたいになって、お城でくまちゃんと踊る姿の優雅なこと。 ブローチとティアラとフリルとピンクの花びら模様のドレスのおしゃれなこと!! そして、なによりウキウキするのは、美しく描かれた春の野原の草花たちとちょうちょ。春が来る前から一緒に踊りたくなってきますよね。
パステルカラーの優しい色彩で描かかれる愛らしい女の子と、自然の風景。歌うように語られるストーリー。子どもの頃の豊かな自然体験を思い出しながら創り出されたこのお話は、作者の鈴木智子さんの初めての絵本作品なのだそう。
また遊んでね、ひらひらちょうちょさん。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

くまちゃんといっしょに、おさんぽららら。そこにちょうちょが飛んできて、ブローチにへんしん。花かんむりはティアラに、たんぽぽの綿毛はフリルに。すてきなことが次々起こります。美しい言葉と色彩豊かな春いっぱいの絵本。

絵本のイラストの色合いも春色で、春にぴったりな1冊にも思いました。
可愛いワンピースに大好きなくまちゃんと。
幼少期の女の子は、共感できるお子さんも多いのではないでしょうか。
自然の中でお散歩、気持ちよさそうですよね。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子10歳)
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