にんぎょうの おいしゃさん にんぎょうの おいしゃさん
作: マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵: J.P.ミラー 訳: こみや ゆう  出版社: PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!
こみやゆう選書・翻訳「おひざにおいで」シリーズ第2弾!
絵本選びに迷いのあるママへ 定期購読サービス「絵本クラブ」 がお手伝いします。 詳しくはこちら>>>
カーネーション
チェックする  
気になった作品はチェックして、マイページであとからゆっくり確認できます。(要サインイン)

カーネーション

  • 児童書
作: いとう みく
画: 酒井 駒子
出版社: くもん出版

在庫あり

本体価格: ¥1,400 +税

絵本ナビ在庫 残り1

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • dケータイ払いプラス

  • 後払い

※「dケータイ払いプラス」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

作品情報

  • ちょっとためしよみする

発行日: 2017年05月15日
ISBN: 9784774326900

中学生以上
判型:四六判縦 本体サイズ:19.4×13.5×1.9cm

みどころ

日和(ひより)は、家が嫌いだった。
日和にとって家は、いつも緊張し、気をつかわなければならない場所だった。

日和は、妹の紅子が怖かった。
紅子は母にとっての女王様で、妹の機嫌を損ねれば、母に疎まれることになるから。

そして日和は、いつも祈っていた。
いつか、母が自分を愛してくれるようになる、そんな日を信じて──。

疎まれ、嫌われ、それでもなお母に愛されたいと願う日和。
家族がばらばらになってしまうことを恐れて、妻と娘の歪な関係から目をそらしつづける父。
そして、なんとかして我が子を愛そうともがき、しかし叶わずに苦悩する、母の愛子。

すれすれの均衡でなんとか家族の形を保っていた日和たちだったが、ある日、愛子の誕生日にその均衡を崩す事件が起きる。

「母は、娘を愛することもできず、捨てることもできなかった。だけど、あたしはちがう──」

『糸子の体重計』や『空へ』、青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選出された『二日月』、『チキン!』など、今もっとも注目される児童文学作家いとうみくがあらたに描くテーマは、”子どもを愛することのできない母親”。

もしこの物語が、日和ただひとりを主人公にしたものだったら──
もしこの物語が、愛子のことをただ「娘を憎むいじわるな母」として描いていたら──
もしそうであったなら、この切なさも、やりきれなさも、いくぶんかは軽かったろうと思います。
しかしこの物語では、中学一年生の日和はもちろん、その母親である愛子も、また悩み、戦い、もがく主人公のひとりなのです。

「あの子を抱くと、苦しかった。お母さんってすりよってきたとき、ぞっとしたこともある」

どうして我が子を愛することができないのだろう。
母親として大切な何かが欠けているのだろうか。

一方で、日和の妹である紅子のことは、自然と愛することのできた愛子。
紅子のことを愛する愛子の母としての言葉を読むたびに、「どうして紅子だけ」、「どうして日和のことは」という日和の悲しみがまざまざと思い起こされ、読者の胸を貫きます。

どうしても娘を愛することができない母親という衝撃的なテーマを、欠片の容赦もなく、そしてどこまでも真摯に描き切った一冊。
大人でも決して心穏やかには向き合うことのできない深刻な物語ですが、同時に、それを児童文学として届けようという試みに、子どもたちの強さや感受性に対する著者の深い信頼がうかがえます。

「家族が家族というだけで無条件に相手を愛し、理解しあえるものだとおしつけるのも、ちがうと思う──」

家族とはなにか。
母とはなにか。
傷つけ合いながらもなんとか家族であろうともがく日和たちが、苦悩の末にたどり着いた結論とは──?

子を持ちそして母を持つ、すべての人に届けたい、家族のあり方にあたらしい光を当てる衝撃的な一冊です。

(堀井拓馬  小説家)

出版社からの紹介

どんなに願ったって、祈ったって、母はあたしを好きにはならない

あたしは、まだ母に愛されたいと思っている。
いつか母は、あたしを愛してくれると信じている。
そんなことは無理だとわかっていても、あたしはあたしの深いところで、いまも願っている。

カーネーションは、聖母マリアが、処刑されたキリストのために流した涙から咲いた……という伝承のある花。

そして、母の日に贈る、母性の象徴としての花でもある。

しかし、花言葉は色によって異なる。

母への愛、純粋な愛、そして軽蔑、拒絶、失望…。

児童文学の新風・いとうみくが描く、愛を知らない娘・日和(ひより)の物語。

ベストレビュー

母性、家族、人を思う気持ち・・・

作者のいとうみくさんも
絵の酒井駒子さんも
大好き!!
なのは、私だけではないような・・・
この作品も、きっと間違いないはず!
と、新刊案内に出ていた時に
すぐに図書館にリクエストしていました

ところが読む時間がなかなか確保出来ず(泣
積読状態から
やっと!やっと〜〜〜!!
読み始めたら・・・
すぐに引き込まれ
イッキに読んでしまいました
いとうみくさん作品は、いつもこうです(笑

これは、児童書ですが
対象は???
主人公は、中学1年生なので
小学高学年から?
う〜〜〜ん・・・でも・・・どうなんだろう・・・
と、50代おばさんは考えてしまいます

「カーネーション」という題名
本を開くと、カバーに記されている言葉に
「ん?」
そして、気になる目次の次のページには
カーネーションの伝承、母の日に送られる
「母性の象徴」
と、花言葉のいろいろ・・・

母ー娘の関係なんだ・・・

主人公日和(ひより)ちゃんの家族を軸に
学校は違うけど
同級生の何か家族関係に問題ありそうな
「桃吾くん」

桃吾くんのおじさんのカズさんとの関り

完璧な!?日和ちゃんの母 愛子さん
年の離れた妹わがまま!!紅子(こうこ)ちゃん
気を遣う?悪い所は見ない?父 慎弥さん

慎弥さんと愛子さんとカズさんが
大学の友達だったから
よかったかな

なかなか、今の世の中
他人の心、家族に踏み込めない
混み込まない ですよね

日和ちゃんには、いい場所、素敵な人が
周囲に居て、よかった!!

と、
現実には、家族関係とか
こう うまくはいかないとは思いますが

逆に、こういうこともあるんだ・・・
と、気付かせてくれてるのかな・・・

「母性」・・・子どもを産んだら当たり前に
生まれてくる?
そういう思い込み?神話?
に振り回されてしまうこともあるかもしれません
子育てに一生懸命になるあまり
真面目に取り組もうとするあまり
自分を責めて、
自分を攻めて
いる人もいるかもしれないなぁ・・・

赤ちゃんが0歳なら
おかあさんだって、0歳!
一緒に成長していけばいいんだよね
焦らないで

思春期の大変な時は
もう1度、小さい頃の子育てを思い出したり
未来を思い描いたり

子育ては、いつまでたっても続きます(笑
きっと、育児は、「育自」だから
なんだなぁ〜
と、思ってました

って、子育てにひと段落したおばさんなもんで
こんなことも言えるようになったかな(笑

「家族」についても
同じです
「こうあるべき」は、自分を苦しめることになるんだなぁ・・・

と、この作品を読んで、しみじみ感じました
(しいら☆さん 50代・その他の方 )

この作品を見た人はこんな作品も見ています

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

出版社おすすめ


いとう みくさんのその他の作品

おねえちゃんって、いっつもがまん!? / にいちゃんのなみだスイッチ / きょうはやきにく / ひいな / チキン! / 車夫 (2) 幸せのかっぱ

酒井 駒子さんのその他の作品

森のノート / 犬が来る病院 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと / マルの背中 / 子どもの自分に会う魔法 大人になってから読む児童文学 / なきむしこぞう / ヨクネルとひな



あの漢字検定が絵本を出版!?

カーネーション

みんなの声(3人)

絵本の評価(4.5




全ページためしよみ
年齢別絵本セット