
シロクマくつやは今日から夏休み。家族そろって海水浴へ出かけます。子どもたちのお目当ては海辺のアイスクリーム屋さん。ペンギンのジャミーさん夫婦が作るアイスは、口の中で雪のように溶ける極上の味わいです。「うーん、最高! 森の友だちにも食べてもらいたいな。」でも、泳げない森の動物たちは水が苦手で、めったに海に来ません。ジャミーさんが、くつ職人のシロクマお父さんに頼みました。「こんど、沖にある氷の洞窟でアイス・パーティーを開くんです。森のお客さんたちもぜひ呼びたいのですが、泳げなくても海で楽しく遊べるくつを作ってもらえませんか?」はてさて、一体どんなくつができるでしょう?

鮮やかな色彩と柔らかな絵がとても魅力的で素敵な絵本です。ストーリーも自然でしっくりきました。
くつやのシロクマファミリーたちは海にやってきます。お目当てのひとつ、ぎょうれつができるアイスやさん。とってもおいしそうです!
これを森のみんなにも・・・とシロクマさんたちは思います。そしてなんとそれを仕事である靴をつくって悩みを解決してしまいます。休暇中もお仕事って素晴らしい。みんなのためなら苦ではない、楽しいアイデアが出たんでしょうね。と大人である私は関心してしまいました。
子どもは大好きなアイスをみて大喜び。このアイスは何だ、早くアイスの名前を読み上げてと注文するかのようにせがんできました。本当にあったら食べてみたいねと言いながらお気に入りアイスをお互い選びました。幻想的などうくつにもうっとり。暑い夏にはぴったりの絵本です! (えなびぃさん 40代・ママ 女の子3歳)
|