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母ひとり子ひとりの家庭で育った少年・ユボギは、ある日、自分の父親が、かつて金剛山のトラ退治に行ったまま帰らぬ人となったと知らされます。おさな心に仇討ちを誓ったユボギは、長い年月をかけて心身をきたえ、弓の腕をみがき、いよいよ金剛山へと旅立ちました。幾多の困難を乗り越え、ついにトラに相まみえたユボギは今、トラに向かって渾身の力で矢を放ちます。 韓国で愛される昔話の傑作を、力強い絵本にしました。

かたき討ちを誓って体を鍛えたり、
母親の力試しや、最後に母親と泣く場面など、
日本にはあまりなく、韓国らしいなあと思いました。
母親の力試しや虎退治の場面など、
勢いのある絵が多く、
子どもたちも見入っており、
見ごたえ十分でした。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)
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