
ベッドの中で熟睡するサンタのおじいさん。常夏のビーチでくつろぐ夢の途中で目覚まし時計に起こされ、忙しい12月24日の一日が 始まります。「やれやれ、またクリスマスか!」。ベッドから出ると、まずはトナカイたちにご飯をあげて、 自分もベーコンと卵で朝食です。包まれたプレゼントの山を荷車で運び出し、さあクリスマスのお仕事に出発!

コミックのようなコマ割りで表現した、サンタクロースのおじいさんの一年で一番忙しい一日の物語。朝起きてから、夜ベッドに潜りこむまでの行動ぶりが楽しいイラストで描かれます。 文字は吹き出しに台詞としてほんの少し登場するのみ。部屋の中、町の様子など、細かく描写された背景のイラストにさまざまな発見があります。また、おじいさんの持ち物、食べ物、口調、表情、しぐさから、その人柄が愉快に浮かび上がり、こんなサンタさんがいたのか……と思わず笑いがこぼれてしまうでしょう。目をよく凝らして、寒がりサンタの一日を味わってください。 ――(ブラウンあすか)

狭い煙突の通路に文句をいいながら、プレゼントを配達して歩くサンタのおじいさん。ほんとはちょっと気むずかしやで寒がりなんです。連続のコマ割りの絵は、大人も十分楽しめます。

【磯崎ママ】 こま割でマンガ風にサンタのクリスマスの一日が進んでいく絵本。「スノーマン」「風がふくとき」のブリッグズがユーモアたっぷりに描いている傑作絵本。 服の下にももひきを履いて、ぶつくさ文句をいいながらサンタの仕事をこなしていきます。いちいち怒ったり、ソフアーで一休みしたり、やけにリアルなんだけど憎めないキャラクターのサンタ。最後に帰ってきてお酒を飲みつつ自分のプレゼントをあけるシーンが最高。笑っちゃいます。どのシーンも愛嬌のある場面ばかりで何回よんでも飽きません。結構長くて読み応えもあります。毎年この時期に引っ張り出してきて読み返したいような絵本。実際に私も最初はこま割ということもあり、軽く読み流す感じの本と思い込んでぱらぱらとしか見ていませんでした。でも、「スノーマン」や「風が・・・」のアニメーションをみてすっかりブリッグズにはまってしまい、改めてきちんと読み返したのでした。それ以来何回よんでも飽きないクリスマスのおすすめにはかかせない一冊になってしまいました。男の子でも女の子でも何歳になっても楽しめそうです。

本屋さんで見つけた この風変わりなサンタさんの絵本
自然と笑ってしまっている自分に照れながら
結局今年はこの本を買うのを止めました
今、二人の子供がサンタは本当にいるのか!?いないのか!?
日々悩んでいる中 この絵本を見せるのに躊躇したのです
だって
誰だってこんな寒い夜に世界中の子供たちにプレゼントを配るなんて過酷な仕事したくない!っておもちゃいそうですよね
でも母は大好きになりました なぜなら
サンタさんは ぶつぶつ文句は言うんだけど
着々と着かえ 準備をし
トナカイや犬、猫には優しく接し世話をする…
煙突ではすすだらけになるし、色々な家もあるし
こんなにがんばってるサンタクロース想像した事がなかった!
そうなのです 想像の枠を超えた絵本なのです
ちびたちには ショックが大きすぎそうなので
今年はパスしますが、来年あたりショックを与えてみようかな
そろそろ 人の有難みだって知って欲しい年頃なので! (あゆかずさん 40代・ママ 女の子11歳、男の子9歳)
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