
ある日、ウサギが、すあなの前までもどってくると、中から大きな声がした。 「おいらは、はらぺこぴょんがぶりん。ウサギの耳が大こうぶつ。ちょきんと切って、くっちゃうぞ!」 そこで、動物たちがあつまって、なぞのかいぶつ「ぴょんがぶりん」をやっつけようとするけれど…? 実力は絵本作家オクセンバリーによる、動物たちの表情が楽しい絵本。ラストが盛り上がるので、読み聞かせにぴったり!

ウサギが留守をしている間に、かえるの子供が巣穴に入って出てきません。「はらぺこぴょんがぶりん」と言って驚かすものだから、助けるネコ・クマ・ゾウまでが怖がってしまいます。でも、かえるのおかあさんだけは、やっぱりわが子だとわかって「はらぺこぴょんがぶりんのおやつのじかん」と言ってぼうやと去っていきました。みんな大笑いですが、耳をちょきんと切るとか、ネコの尻尾をプチンと抜くとか、クマの前足をぱくんとかみつくとか、でっかいゾウも大好物と聞くと怖がるものだなあと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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