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作: 松岡 享子 絵: 大社 玲子  出版社: 学研 学研の特集ページがあります!
創刊40年!世代を越えて愛され続ける、不朽の名作です!読み聞かせは4歳から、一人読みは6歳から
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森のおくから むかし、カナダであった ほんとうのはなし
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森のおくから むかし、カナダであった ほんとうのはなし

  • 絵本
作: レベッカ・ボンド
訳: もりうち すみこ
出版社: ゴブリン書房 ゴブリン書房の特集ページがあります!

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本体価格: ¥1,400 +税

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作品情報

発行日: 2017年09月
ISBN: 9784902257342

上製本 38頁 267×216mm

みどころ

「想像の力」があれば、どんな事だって起こりうる絵本の世界。だから面白いし、夢中になれるのだけれど、時にはしばらく頭から離れないほど印象に残る「ほんとうの話」というのもあるんだと驚かされたのがこの絵本。

今から100年ほど前に、カナダでほんとうにあった話です。
もうすぐ5歳になるアントニオが住んでいたのは、深い森に囲まれた小さな町ゴーガンダ。おかあさんが湖のほとりに立っている3かいだてホテルをやっていたのです。近くに子どもがいなかったので、アントニオの友だちは、ホテルで働く大人たち。そして、食堂のはしっこの台所の奥にある小さな部屋がアントニオの寝る部屋。2階の客室のドアが開いていれば中をのぞいてまわり、2段ベッドがずらりと並んだ3階の部屋では猟をする人や木を切る人たちと、夜までにぎやかに過ごします。アントニオはこの部屋が一番のお気に入りでした。

動物を探しに森の中もひとりで歩きます。でも、普段は動物はめったに姿を見せません。猟師がいたり、罠があったりするからです。もっと奥の方に隠れているのです。

その夏、森から煙が出ているのに気がつきます。おそろしい山火事が起きたのです。あっという間に燃え広がり、逃げる場所はただひとつとなりました。湖です。町にいた全ての人たちが湖に浸かります。でもそれは、動物たちも同じでした。その時、目の前で繰り広げられたのは思いもよらない光景で…。

それは、絵本の中でも息を飲む瞬間。アントニオと同じく、読者もきっといつまでも忘れないことでしょう。人間と動物を隔てていたものがなくなった、その時間のことを。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

森のおくから むかし、カナダであった ほんとうのはなし

出版社からの紹介

これは、いまから100年ほど前に、カナダでほんとうにあった話です。
アントニオは、深い森にかこまれた、みずうみのほとりにすんでいました。近くに子どもがいなかったので、アントニオの友だちは、はたらくおとなたち。動物をさがして、ひとりで森を歩くことも好きでした。
ある夏、おそろしい山火事がおきました。にげる場所は、ただひとつ──みずうみです。人間も、動物も、必死に生きのびようとしたそのとき、アントニオの目の前で、思いもよらないことがおこったのです……。

人間と動物の思いがけない出あいを繊細に描いた、胸に迫る絵本です。(5歳から)

ベストレビュー

この文体、物語にいざなわれていきます。

いやいやいや…。すごい絵本でした。
良かったです。
この淡々とした語り口調は邦訳の際考えられたのでしょうか。それとも、原文自体、そういう雰囲気をまとっていたのでしょうか。
この文体での世界観が何より素敵で、こういう語り口調だからこそ、いつのまにか読み手や聞き手は物語のなかへいざなわれていくのではないでしょうか。

高学年くらいの読み聞かせにお薦めですが、1ページ内のテキスト(文字)の量がやや多めなので、持ち手が震えてくるし、
文字が絵に同化して読みにくいところもあるので、事前準備をしっかりしておかないと大変なことになりそうです。

アントニオが2階の個室部屋が気になって覗いているシーンは、出来るだけゆっくり子どもたちに見せてあげたいです。
(すごくこだわって色々描かれています)

普段は人間たちのそばへやってこない森の動物たちが、肉食動物も、草食動物も、果ては人間という垣根を越えて、
みんなが湖に避難してきたシーンは、なんともいえない静かな迫力がありました。
(てんぐざるさん 50代・ママ 女の子23歳、女の子18歳)

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