
保育園アドバイザー歴17年の絵本作家・藤本ともひこさんが、 毎年、卒園式で子どもたちに語りかけてきた言葉が絵本になりました。
おおきくなったら、きみはなんになる? なりたいものは、きっと、いっぱいあって、みんなちがう。
いろんなことをやっているうちに、 すきなものを、みつけることがある。
だれかがむりだって、いうかもしれない。 でも、そんなのかんけいない。
きみがやりたいことは、きみがきめるんだ。 きみがやりたいことを、きみがやるんだ。
卒園・卒業というたいせつな時期の子どもたちへ送る、応援歌(エール)です。

はじめはちょっと説教めいた絵本だなと思いましたが、卒園式での語りと知って納得しました。
単純に将来の仕事の話ではなくて、思いやりを持ってほしい、自分の可能性を信じてほしいと、やさしくおおきく子どもたちへエールを贈っている、そんな本だと思います。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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