
60年前の卒業記念に小学校の校庭に植えられた5本の桜は、今では1本しか残っていません。 今年も枝いっぱいに咲かせた桜の花びらで、しょうきちじいさんは新一年生に食べてもらうために、さくらまんじゅうを作ります。 このさくらまんじゅうに秘められた想いとは…。

タイトルだけを見ていると、ほっこりとしそうなお話なのですが・・・
入学した小学1年の子供達に贈られるさくらまんじゅう。
子供達も保護者も、きっと伝統的な行事として受け止め、幸せな気持ちになっていることでしょう。
けれどその始まりを知ると、とても切なくなりました。
それでも子供達の成長の喜びを祝い、さくらまんじゅうを作り続けるおじいさんの気持ちを考えると、乗り越えた人は温かいなぁと感じました。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子8歳)
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