
「骨の旅」をたどりなおしていくことは、私たちと、たくさんの生きものたちとのつながりを、みつけなおす旅でもあるのです。
どんなことにも「はじまり」というものがあります。「はじまり」があるから「いま」がある。「遠いところ」や、「はるかな時」のことを考えるのは、「いま」とか「ここ」とか「じぶん」とか、そういうものを知りたいからだと思ってきました。 この絵本は「科学絵本」と呼ばれる分野に入るかと思います。でも、私がほんとうに伝えたかったことは「知識」ではありません。願ったことは、「いま」「じぶん」が「ここ」にいることが、どれほどかけがえのないことなのか、それを感じてほしいということでした。人間同士だけではなく、あらゆる生き物がつながりあっている、その「つながり」に対する感覚や想像力こそが、これから最も大切なことだと思えてなりません。「骨の旅」とは、私たち自身の、そして、私たちとたくさんの生き物たちとのつながりを見つけなおす旅でもあるのです。 (著者コメント)

どなたかがInstagramで紹介されていたので私が読んでみたくて手にしました。が、3歳息子が真っ先に読んで!と持ってきました。読み始めから、これちゃんと最後まで聞ける?と不安でしたが、抑揚をつけたり、途中でてくる生物の名前を読んでみたりして読みました。まだ殆ど理解はできていないとは思いますが、難しいから、といって読まずに終わらなくてよかったなと思いました。
骨、を中心として進化の歴史が描かれています。1番目のカルシウムの貯蔵庫としての骨の役割におどろきましたが、進化の歴史を考えると納得でした。 (ままmamaママさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳)
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